好発進を続ける新ラノベ「ダッシュエックス文庫」、反響とその理由を関係者が語る
トム・クルーズ主演でハリウッド映画化された『All You Need Is Kill』や、アニメ化された『迷い猫オーバーラン!』『ベン・トー』など話題作を送り出した集英社のライトノベルレーベル「スーパーダッシュ文庫」が「ダッシュエックス文庫」として新たに設立されて注目を集めている。創刊後、好発進を続ける本レーベルの反響具合とその理由を、関係者が語ってくれた。
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本レーベルは11月21日に創刊。創刊を記念した、ダッシュエックス文庫の作品に登場する新ヒロインが秋葉原に登場する“秋葉原ジャック”プロモーションが大きなインパクトを残して話題を呼んだ。
株式会社アニメイト秋葉原本店の担当者は、「まさに街全体がダッシュエックス一色に染まっていました!」とプロモーション時を振り返る。そして、「お店の中も同様で、それぞれのお店で押している作品を中心に売場を盛り上げています。当店では一押しの『はてな☆イリュージョン』を、店舗の入り口付近で大きく展開しています」と店舗内のプロモーションも教えてくれた。
また、本レーベルの購入者層について、「人気の先生を中心に複数のタイトルを手広くお買い上げになるお客様が多い印象ですので、新規のユーザーを取り込んで新生したダッシュエックス文庫がライトノベル業界を大きく盛り上げてくれるのではと期待しています!」と話して、反響の高さを明かしてくれた。さらにこの反響はネットで急速な広がりをみせ、秋葉原本店だけでなく地方店舗までに影響し売り上げも伸ばしているという。
では、現時点でもっとも人気を集めている作品は何なのだろうか。その疑問については、株式会社アニメイトの販促部担当者は「やはりジャンプ作家の投入という大技と松智洋先生の筆力の相乗効果で『はてな☆イリュージョン』が一番人気です」と即答。その説明通り、本作は、これまでにも『迷い猫オーバーラン!』などのヒット作を連発している松と『ToLOVEる』の矢吹健太朗のイラストが人気の作品だ。
今後、ますます注目されるであろう「ダッシュエックス文庫」。これまで出会ったことのないキャラクターたちが活躍する世界観にあなたも引き込まれることだろう。