コロナが猛威振るう中国 旧正月連休で中国から日本へ大量の観光客

2025/01/31
更新: 2025/01/31

中国の旧正月の時期に、全国で感染が拡大し、複数のウイルスが同時に流行している。年齢を問わず患者が増え、突然死も急増する中、当局はこうした情況を隠蔽している。専門家は、帰省ラッシュ中に感染対策の意識を高め、新型コロナウイルスのような大規模な感染爆発に注意するよう警告している。

旧正月の前から、中国国内の感染状況はピークに達し、重症患者が急増し、病院にある病床が不足している。動画では、北京の病院がすでに満床で、多くのネットユーザーが周囲で起きた突然死を報告している。当局はインフルエンザとA型インフルエンザだと主張しているが、市民の間では新型コロナウイルスの大規模な感染爆発が起きており、また当局が実態を隠蔽しているのではないかという疑念が広がっている。

1月16日、中共の国家疾病予防管理局は通知を出し、新型コロナのPCR検査の実施や、発熱外来の「可能な限りの設置・開設」などの措置を要請したことで、市民の間で懸念が起こった。

感染症の流行と監視に関わる業界関係者によれば、この感染の波による主な死因は、A型インフルエンザの亜種、新型コロナウイルスの変異株、鳥インフルエンザの3種類のウイルスだ。

また、全国各地で隔離区域が拡大し続けており、多数の死者が出ている可能性も指摘されている。当局は市民のパニックによる経済的な混乱や、国内外の批判を恐れて公表を控えていると見られている。

複数の地域の市民によると、最近周囲で突然死する人が多く、若年層も多数亡くなっており、軽視できない状況となっている。

時事評論家 唐靖遠氏は「当局が再び新型コロナのPCR検査を可能な限り実施すると言及した時点で、感染対策部門が感染状況において制御不能になったことを示している」と問題視している。

先日、ビザが解禁され、旧正月の連休で多くの観光客が中国から日本に来日することで、不安視する声も上がっている。

法輪功創始者が語った疫病の真実と対策

法輪功創始者・李洪志氏は2020年3月に発表した文章『理性』のなかで、「実は、疫病そのものは人心、道徳が退廃し業力が大きくなった人に狙いを定めています」「今の『中共ウイルス』(武漢肺炎)のような疫病は目的と目標を定めています。中共ウイルスは邪党の党員、中共邪党の支持者を淘汰するためにやってきたのです」と警告した。

李洪志氏は、「中共邪党を遠ざけ、邪党を支持しないことです。なぜならば、邪党の背後にいるのは赤色の魔だからです。ならず者のように振る舞い、悪事の限りを尽くしています。神は邪党の根絶に着手し、支持者は全部淘汰されます。信じなければ、今後の展開を見守ればよいのです」と述べた。

感染症への対策について、李洪志氏は「人間は、自分自身のここが良くない、改心の機会を与えてくださいと心から神に懺悔すべきです。これこそ対策であり、特効薬なのです」と語った。