私たちの周りの世界があらゆる方向に急速に変化している中で、シンプルで信頼できる価値観や願望が私たちを支えてくれます。

最近、ニュースの見出しを読むと、世界がこれまで以上に速く変化しているように感じます。AIは急速に進化し、出生率は急激に低下し、世界の超大国は第三次世界大戦に向かって少しずつ進んでいるようです。

私は一般的にテクノロジーに賛成ですが、常に変化と不安定さを感じることは、繁栄するコミュニティにはつながらないことを認めざるを得ません。

良いニュースは、私たちがそのようなことに焦点を当てる必要がないということです。世界が変わっても、最も重要なことは何千年も変わらず、これからも変わらないでしょう。

幸せで目的のある人生の鍵は、決して変わらないものに深く投資しつつ、進化する生活の多くの側面に対して柔軟でオープンマインドでいることです。

もしあなたのアイデンティティの核心が深く根付いて繁栄しているなら、あなたは自分の人生で物事がどのように展開するかを楽しむことができるかもしれません。変化は困難で混乱を招くことがありますが、それはまた、受け入れる準備ができている人々に新しい機会を開くものでもあります。

私のエネルギーの大部分は、世界がどれだけ変わっても重要だと考える7つの分野に向けられています。
 

人生の安定を支える7つの指針

1. 愛する人との思い出を作る

ソーシャルメディアが私たちの時間をますます占める一方で、現実の人間関係は時間の試練に耐えています。子供たちがいつまでも幼いわけではないことを知っているため、彼らとの時間を優先しようと心がけています。何か特別なことをする必要はありません。私の子供時代の一番の思い出は、両親や妹と過ごした普通の家庭の時間です。
 

2. 信仰と精神的コミュニティに投資する

自分よりも大きく、偉大なものに向かうこと以上に人生を安定させるより良い方法があるでしょうか？　私は信仰を深めるために本を読んだりポッドキャストを聞いたりすることが好きですが、最もエネルギーを感じるのは地元の信仰コミュニティに参加しているときです。これは何世紀にもわたって多くの人々が行ってきたことです。
 

3. 喜びをもたらすシンプルな趣味をする

世界で何が起こっているか、どれほど混沌としていても、私たちは依然としてシンプルな趣味のような普通の喜びに対する深い人間の欲求を持ち続けています。趣味が手頃でアクセスしやすければ、なおさら良いですね。シンプルな中に多くの満足感を見出すことができます。
 

4. 身体の健康を管理する

どんなに技術が進化しても、私たちが身体を持つ存在であり、それに伴う喜びと限界があるという事実は変わりません。私たちの生活の楽しみが良い健康に密接に結びついているので、健康に投資することは常に理にかなっていると思います。健康を管理するためのステップを踏むことは、やりがいのある追求となることがあります。
 

5. 人格の成長を目指す

この地球での私の時間が終わる時、最新のトレンドについていけていたか時代遅れであろうとは重要ではありません。それが私の人生の価値を測るものではないからです。私たちが残す遺産は、どんな人間であったか、そして周りの人々にどのように接したかによってすべて決まります。
 

6. 人生に美を満たす

多くの点で、美は主観的です。主観的でないのは、美への私たちの深い欲求と、人間がこの地球にいる限りそれを追い求めてきたという事実です。私にとって美とは、素晴らしい本を読んだり、音楽を聴いたり、自然と人工の両方の心を高揚させる場所で時間を過ごすことで見つけられます。
 

7. 他者のために善を行う

もしこの世界に影響を与えることがあなたにとって重要であれば、良いニュースと悪いニュースがあります。悪いニュースは、あなたが歴史に名を残すような世界の形成者になる可能性が低いということです。しかし良いニュースは、それが宇宙に影響を与える唯一の方法ではないということです。私たちの行動は、家族から始まり、友人や知人へと広がり、私たちに最も近い人々の人生に大きな影響を与えることができます。これらの波紋は小さく始まるかもしれませんが、次の世代の進路に影響を与える力を持っています。

未来が何をもたらすのかは分かりませんが、おそらく予想できない多くの変化があるでしょう。それは私を怖がらせることはなく、あなたも怖がらないことを願っています。人生で最も重要なことは、決して無くならないのです。

数百年前を振り返り、その時に何が重要だったのか自問してみてください。リンディ効果は、これらの同じことが未来においても重要であることを示唆しています。それらを自分の拠り所にしておけば、簡単に道を踏み外すことはありません。

。この記事で述べられている意見は著者の意見であり、必ずしもエポックタイムズの意見を反映するものではありません。
 

(翻訳編集　安藤　信）