熱にも頭痛にも生理痛にも腰痛にも効く「バファリン」。
最近では症状、年齢に応じて「バファリンA」「バファリン顆粒」「バファリンプラス」「バファリンルナ」「小児用バファリン」「キッズバファリンシロップシリーズ」と、豊富なラインナップがある。
自分などは、つい「何にでも無難に効くオーソドックスなものを」と思い、普通の「バファリンA」を買いがちなのだが、「効能」を細かくチェックしてみると、うたっている順序はやはり違う。
これって、入っている成分の多さによって順序が決まっているの? やっぱり記載順に効能も強いということ? そもそも、かなり多くの効能が書かれているけど、どんな違いがあるのか? 製造元のライオン株式会社に聞いた。
「それぞれの商品に合った効能をパッケージで記しています。ただ、効能に関しては、『この成分が入っている場合、これを書かなければいけない』ということが薬事法で決まっています。入っているものに該当する効能全部を書かなければいけないんですよ」
では、効能の順序は? やっぱり成分が多い順でしょうか?
「皆さん、化粧品などと混同されるようで、成分含有量の多い順だと思われるんですが、クスリの場合は、効能順は成分の量とは無関係。メーカー側で決められるんですよ」
化粧品の場合、配合されている全ての成分を外箱や容器などに表示する「全成分表示」が決められており、成分表示の順序も基本的に配合量の多い順番なのだとか。
でも、医薬品の効能順は成分量とは関係なく、メーカーが決めているだけというのであれば、どんな違いが?
「たとえば、子ども用であれば、眠くなる成分を入れてないとか、胃の粘膜を保護する成分を入れているとか。プラスしているもの、逆にマイナスしているものなど、両方あるんですよ」
当然、イメージだけでうたっているわけではない効能順。成分量の関係ではないとはいえ、よく読んで、上手な使い分けを。
(田幸和歌子)
最近では症状、年齢に応じて「バファリンA」「バファリン顆粒」「バファリンプラス」「バファリンルナ」「小児用バファリン」「キッズバファリンシロップシリーズ」と、豊富なラインナップがある。
自分などは、つい「何にでも無難に効くオーソドックスなものを」と思い、普通の「バファリンA」を買いがちなのだが、「効能」を細かくチェックしてみると、うたっている順序はやはり違う。
これって、入っている成分の多さによって順序が決まっているの? やっぱり記載順に効能も強いということ? そもそも、かなり多くの効能が書かれているけど、どんな違いがあるのか? 製造元のライオン株式会社に聞いた。
「それぞれの商品に合った効能をパッケージで記しています。ただ、効能に関しては、『この成分が入っている場合、これを書かなければいけない』ということが薬事法で決まっています。入っているものに該当する効能全部を書かなければいけないんですよ」
では、効能の順序は? やっぱり成分が多い順でしょうか?
「皆さん、化粧品などと混同されるようで、成分含有量の多い順だと思われるんですが、クスリの場合は、効能順は成分の量とは無関係。メーカー側で決められるんですよ」
化粧品の場合、配合されている全ての成分を外箱や容器などに表示する「全成分表示」が決められており、成分表示の順序も基本的に配合量の多い順番なのだとか。
でも、医薬品の効能順は成分量とは関係なく、メーカーが決めているだけというのであれば、どんな違いが?
「たとえば、子ども用であれば、眠くなる成分を入れてないとか、胃の粘膜を保護する成分を入れているとか。プラスしているもの、逆にマイナスしているものなど、両方あるんですよ」
当然、イメージだけでうたっているわけではない効能順。成分量の関係ではないとはいえ、よく読んで、上手な使い分けを。
(田幸和歌子)
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