映画『スーパーマン』が、2025年夏に公開される。

アメコミヒーローの原点“スーパーマン”の新作長編映画

アメコミ史上最も歴史のあるヒーローであり、アメコミヒーローの原点ともいえる「スーパーマン」。1938年にアメリカの出版社DC コミックスより発行されたコミック「Action Comics #1」にて初登場して以来、世界中で愛され続けてきた。この度公開される映画『スーパーマン』は、これまでに映像化も幾度となくされてきたスーパーマンの新作映画だ。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガンが監督

映画『スーパーマン』のメガホンをとるのは、ジェームズ・ガン。これまでに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』では監督を務め、「アベンジャーズ」シリーズではプロデュースを担当。さらに、2022年10月にはピーター・サフランとともにDCスタジオのトップに就任しているジェームズ・ガンが、“新生DC ユニバース”第1弾の作品としてスーパーマンを主役に据えた長編映画を世に送り出す。

制作にあたり、「究極の善人である、スーパーマンというキャラクターの原点に忠実なスーパーマンにしたかった」と語るジェームズ・ガン。映画『スーパーマン』のキャラクター設定は、“スーパーマン生みの親”であるジェリー・シーゲルとジョー・シャスターが創作したオリジナルのDC キャラクターをベースにしているという。また、ジェームズ・ガンはスーパーマンの姿を通じて「人間の中にある善の心や希望を伝えられれば」ともコメント。壮大な高速アクションとユーモア、感動とともに描かれるスーパーマンの新たなストーリーに注目だ。

スーパーマンの等身大の“人間”としての一面も

作中にはスーパーマン以外にも数多くのキャラクター達が登場し、巨大な”KAIJU”が世界を脅かす場面も？また、スーパーマンが爆発から人を守るシーン、子供がスーパーマンに何かを願うシーンなど、希望の象徴としてのスーパーマンが描かれる反面、市民が彼を取り囲み石を投げつける様子も映し出される。これまでの完全無欠なスーパーマンとはひと味違う、等身大の”人間”としての姿も目にすることができそうだ。

主人公スーパーマン役はデイビッド・コレンスウェット

主人公のスーパーマン／クラーク・ケントを演じるのは、テレビドラマシリーズ「ハリウッド」では主演を務め、映画『ツイスターズ』にも出演しているデイビッド・コレンスウェット。人類を愛し信念を貫くスーパーヒーローとしての顔と、一般人として平凡に働くクラーク・ケントの顔を華麗に演じ分けている。

映画『スーパーマン』登場人物・キャスト

主人公・スーパーマン／クラーク・ケント…デイビッド・コレンスウェット
無敵なヒーロー。普段は正体を隠すため大手メディア「デイリー・プラネット」で新聞記者として平凡に働いている。

ロイス・レイン…レイチェル・ブロズナハン
スーパーマンの正体を知る恋人。クラーク・ケントと同じくデイリー・プラネット社で働いている。スーパーマンに”正しさ”を示す道標として、彼を献身的に支えながらも、葛藤する一面も。

レックス・ルーサー…ニコラス・ホルト
最高の頭脳を持つ天才大富豪であり、巨大企業「レックス・コープ」のCEO。自身で積み上げた巨万の富でハイテク兵器と武器の開発を進め、スーパーマンを打ち倒そうとするスーパーマン最大の宿敵。スーパーマンは地球にとって危険な存在であると考え、対抗心を燃やしている。

クリプト
スーパーマンの愛犬であり、相棒のスーパードッグ。劇中には、戦いで傷ついたスーパーマンのもとに一目散に駆け寄る場面も。

【作品詳細】
映画『スーパーマン』
公開時期：2025年夏
監督：ジェームズ・ガン
出演：デイビッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト