2024年度に市制20周年を迎えた熊本・宇城市がピザハットとコラボし、新たなピザが開発された。宇城市の食材を使った焼き肉ピザなど3種類が数量限定で販売されている。

市政20周年の宇城市がピザハットとコラボ

2024年度、市制20周年を迎えた宇城市は人口約5万6000人。教育・文化事業に力を入れていて、2022年リニューアルオープンした宇城市立不知火美術館・図書館は来館者数、のべ100万人を超えているほか、2023年に熊本県内14の市で初めて、小中学校の給食費を無償にした。

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そして今回、市制20周年記念事業の一環として、ヤマエグループホールディングスのグループ会社である日本ピザハットと宇城市の食材を使った3種類のピザを共同開発。九州のピザハットで販売されている。

宇城市企画課の小野田幸一郎課長は「今回の企画を通して『宇城市』というネーミングを多くの人に知ってもらいたい」と話す。

3種類のピザが九州で数量限定で販売

1番人気だというのが『うきうき!黒樺牛・焼き肉ピザ』。宇城市の杉本本店のブランド牛でA5ランクの黒毛和牛、『黒樺牛』をふんだんに使い、杉本本店の焼き肉のタレを合わせるなど、肉のうまみを閉じ込めた一品。

焼き肉のタレの甘いいい香りがして、肉は厚みがあるが柔らかく仕上がっている。トッピングとは思えないほど本格的な肉の味わいだ。

ほかにも、『カルツォーネ』という包み焼きのピザが2種類。カレーは、熊本ホテルキャッスルの料理長が監修したもので、こちらにも柔らかく煮込んだ黒樺牛が入っている。

一方、宇城市の火乃国食品工業の白玉が入っているデザートピザも。カスタードクリームと2種類のチーズの濃厚な味わいが特徴だ。

ピザハット開発担当の真鍋太一さんは「大勢でみなさん集まった時に食べていただきたいと思います」と話す。

宇城市とのコラボピザは、熊本県内のピザハットのほか福岡や大分など九州5県、35の店舗で、数量限定で販売されている。

(テレビ熊本)

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