事業費の高騰で再開発計画が事実上ストップしている「中野サンプラザ」をめぐり、事業者の野村不動産が、高層ビルを当初計画された1棟から2棟の「ツインタワー」にする案を区に示しました。
野村不動産が東京・中野区に提出した資料によりますと、新たな計画では高層ビルを2棟のツインタワーにして、それぞれに商業施設や住宅を入れ、うち1棟の最上階付近はホテルや展望施設になるということです。
ツインタワーにすることで、住宅割合を4割から6割に増やし、収支が改善できるとしています。
中野区はこの案をベースに事業者と協議していく予定ですが、着工までどのくらい遅れるのか、これからの調整で明らかになります。