ゲーム史も重厚長大になってきて、ソフトが高騰するようになってきた現代。あの懐かしいゲームを久し振りに買おうとしたら、中古価格がとんでもないことになっていてびっくりしたことはありませんか?
しかしながら、最近ではそういったニーズがあるタイトルのリマスター展開や移植発売なども珍しくありません。本記事では「今なら遊びやすい“価格が高騰していた名作ゲーム」を紹介したいと思います。「あのソフトがなんと……○○円!?」とビックリしてください。
『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』(PlayStation 2)
『真・女神転生』の三作目である『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』ですが、このバージョンはCAPCOMから「デビルメイクライ」シリーズのダンテが参戦しています(代わりに『デビルメイクライ3』では『真・女神転生』シリーズのキャラクターデザイナーである金子一馬氏が悪魔のビジュアルを担当しています)。
こちらは現在でも楽天市場で6万円を超える金額が付いていましたが、2020年に『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』としてリマスターが発売され、気軽にダンテを使用できるようになりました。
『Gimmick!』
SUNSOFTが1992年にファミリーコンピュータで発売した2Dプラットフォーマーゲーム『Gimmick!』。全体的にSUNSOFTのゲームは高騰している感がありますが、特に『Gimmick!』は未だに8万円以上の中古価格がつけられています。
そんな本作でしたが、2023年に『Gimmick! Special Edition』が発売されました。ゆめたろーの冒険を気軽に楽しめるチャンスが訪れましたね。加えて、9月5日に32年振りの完全新作『Gimmick! 2』も発売されます。SUNSOFTの勢いが凄い!
『moon』
解散してしまったゲーム開発会社ラブデリックの代表作『moon』もしばらく中古市場で高騰していました。ラブを集める有名な変化球系RPGでしたが、筆者もいつ買ったものか悩んでいたところです。
そんな同作は2021年に『moon: Remix RPG Adventure』として登場。戦闘のないRPGがお手頃価格で楽しめます。『L.O.L.: Lack of Love』もスゴい値段になってるので……この調子で頼みます!
『ガラージュ』
1999年、レコード会社である東芝EMIから発売された幻のゲーム『ガラージュ』。精神治療装置ガラージュにかけられた主人公が、奇怪な迷宮を彷徨います。
2004年に出た私家版を含め、どれもこれも凄まじい中古価格が付いていますが、こちらも2022年にリマスター版が発売されました。画像のレタッチ、ゲームバランスの改造、サブクエストや新チャプターなど新要素が盛り沢山です。
『サムライスピリッツ零SPECIAL』
NEOGEOタイトルの価格もなかなか高くなっております。『サムライスピリッツ零SPECIAL』は2003年にアーケード稼働したSNKの対戦格闘ゲームです。和月伸宏や内藤泰弘といった有名漫画化がキャラクターデザインを行ったことも注目点ですね。
グロテスクな表現を修正したバージョン(絶命奥義の演出なしなど)も、未修正のバージョンも、どちらも目が飛び出るような金額で売られていますが、2019年にアケアカNEOGEOとして発売され、非常に買いやすくなりました。これで妖怪腐れ外道で友達をハメ殺しやすくなりましたね!
『Castlevania Dominus Collection』
ニンテンドーDSで発売された『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』『悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス』『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』は、3作とも数万円の高騰を見せています。
これらの作品が一堂に会する『Castlevania Dominus Collection』が、8月28日に配信されました。DSの画面をスイッチの画面に綺麗に収めているのが良いですね。アーケード版悪魔城ドラキュラをアレンジした『悪魔城ドラキュラ Revisited』と、当時のアーケード版も遊べますよ!
以上、リマスターや移植で遊びやすくなったゲーム特集でした。これも遊びやすくなってるぞ~! というのがありましたら是非コメント欄で教えてください。