ガルルソフトウェア研究所は、歴史ある花札の「こいこい」ルールをインフレさせるローグライトカードゲーム『華札の虎』を7月31日に発売することを発表しました。揃ったらちょっとラッキーな役「猪鹿蝶」をダブルにできるなど、花札のルールをぶっ壊す様子が確認できます。
「こいこい」がぶっ壊れる!?
本作は、日本の歴史あるカードゲーム・花札をベースにしたローグライトデッキ構築ゲームです。ポーカーをローグライトにした『Balatro』のような作品となっており、デッキ構築とハイパーインフレでルールを壊すことが可能となっています。

基本ルールはまず役を揃えるところから始まり、STAYを押せば得点分相手にダメージを与える、RAISEを押せば試合を続行してさらに得点の高い役を作れるという「こいこい」ルールがベース。加えて、札に得点や絵柄を追加したり、役をレベルアップしたり、さまざまなバフ効果を持つ動物カードを入手したりと、どんどんインフレしていきます。

札に絵柄を追加すると役が揃えやすくなり、例えば普通なら3枚必要な役「猪鹿蝶」も、カス札に猪・鹿・蝶の絵を加えることでお手軽に役が成立……というように、ルールをハチャメチャにしていくことができます。もしルールがわからない場合でも、イルカのキャラクターが詳しく解説してくれるようです。
本作の開発者はかつて『機装猟兵ガンハウンドEX』やリメイク版『重装機兵レイノス』を手掛けてきました。しかし、これまでうまくPRできておらず、世間の認知度を高めるのに苦労している模様。そのため、PRを含めたパブリッシングに協力するパブリッシャーを募集しているとのことです。


『華札の虎』は、PC(Steam)向けに1,280円で7月31日に発売予定です。体験版も公開中なので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。