数年前にリキッドメタル社という原材料会社から特許のライセンスを獲得したアップル。この会社は高い強度と柔軟性を兼ね備え、形を崩すことなく複雑な形に変形させることができるアモルファス合金を作っています。
アップルがどのようにこの技術を使うかについての憶測はすでにありましたが、リキッドメタル社のCEO(トップ動画)によれば、アップルはすでにこの合金の商用化に取り組んでいるそうです。
9to5macは、リキッドメタル社の合金が製品の筐体などに使われることは無いだろうと推測していますが、おそらくバッテリーとSIMカードのイジェクト機構に使われる可能性があると伝えています。また、9to5macに話をしたリキッドメタル社の投資家によれば、「リキッドメタル社の合金がアップル製品に大規模に使われるのはおそらくまだ数年先」だそうです。大規模というのがどれほどなのかは不明ですが、どのような使われ方をするのか気になる技術ですね。
[9to5mac via Business Insider]
(ニール太平/米版)