さっそく分解してくれましたね。
新ガジェットが発売されると、光の如き速さでそれらを解剖し、中身の紹介とともに分析までしてくれるiFixit。過去にもiPhone 6・iPhone 6 Plus、サムスンGalaxy Alpha、さらに任天堂ゲーム機Wii Uなどを分解してきました。
そして彼らはこの度、16日に発表されたiMac Retina 5Kディスプレイモデルの分解にとりかかり、早速中身を公開してくれました。
結果として、大型スクリーンが付いただけで、SSD、マザーボード、メモリユニットなどには、大した変化は見られなかったようです。 もちろんアップルの発表通り、プロセッサやCPU、ディスプレイ、コントローラなどが改善されたので、5Kのディスプレイだからといって、動作が遅くなったり止まったりということはないそうです。
そしてiFixitの公開してくれた中で最も大事な情報は、iMacのリヤアクセスパネルからRAMをアップグレードすることができる、ということでしょう。つまりこれは、わざわざアップルにお金を払わなくても自分でメモリをアップグレードできること、さらに言えばアップルでアップグレード可能な最大メモリ数である32GBを超えるメモリ容量まで増設できることになります(もちろん自己責任でですが)。
このほかにもプロセッサやCPU、そしてSSDは全てアップグレード可能であるそう。しかし、こちらのアップグレードにはスクリーンを取り外し、アップル特製の両面テープを切ることが必要になるそうです。
iFixitは分解したガジェットに「分解・修理・改造のしやすさ」に応じて、10点満点の点数を付けており、今回のiMac Retina 5Kディスプレイモデルには5点を与えました。その理由は、スクリーンを取り外すプロセスが複雑で、修理がしにくいからだそう。ただPC全てをアップルに送らなくても、たいていのパーツならば修理可能な点に関しては評価しています。
source: iFixit
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(Tomo)