Samusug(サムスン)とも取引はありますしね。
iCloudなどApple(アップル)が提供するコアサービスのデータは、Appleが運営するデータセンターに保存されているはず…。ええ、私もそう思っていました。しかし海外報道によると、そのデータの一部はGoogle(グーグル)が提供するクラウドサービスにも保存されているというのです。
CNBCが報じたところによると、Appleは以前にAmazon(アマゾン)のクラウドサービスとMicrosoft(マイクロソフト)の「Azure」にデータを保存していたようです。Appleは2017年3月にこの情報を記載していました。
そして最新版となる2018年1月のiOSのセキュリティガイドでは、「暗号化されたファイルはユーザー情報を含まない形で保存されており、その保存先には(Amazonの)S3やGoogle Cloud Platformなど、第3社のストレージサービスが利用される」と修正がくわえられているのです。また、Appleもこのような運用を認めています。
個人的にはデータがしっかり暗号化されていれば、それがAppleのサーバーにあろうとMicrosoftやGoogleのサーバーにあろうと、あまり気にはなりません。でも、もしかしたらそれが嫌だという人もいるかもしれませんね。
一方ハードウェアの視点から見ると、AppleはSamsungから部品を購入してiPhoneを作っているのは周知の事実。そして実はソフトウェア方面においても、Appleは競合他社と協力しているという興味深い報道なのでした。
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Source: CNBC via The Verge
(塚本直樹)