折りたたむと充電池が出るぞ。
中国の家電メーカーXiaomi(シャオミ)が、折りたたみeバイク「HIMO Z16」を発表しました。リアサスペンション、ハブモーター、回生ブレーキまで搭載され、お値段約3万8,000円ととーってもお買い求めやすい価格になっています。
外から見えない内蔵バッテリー
XIAOMI todayによりますと、これはアルミ合金フレームを使った電動アシスト自転車とのこと。ちょっと面白いのは、折りたたんだ時に車体の中から360Wh充電池を抜くという点。ペダル・アシストなら航続距離は80kmで、スロットルのみで漕がずに走ると55kmと伝えています。
250Wのハブモーターで最高時速は22.5kmですが、前後にディスクブレーキがあるので制動性はバッチリ。ハンドルバーには小さなディスプレイがあり、時速や走行距離、モードや電池残量が表示されます。
ちなみに車体はIPX7規格で防水となっています。車輪もスポークではなくマグホイールとあって、チープな中国製折りたたみ自転車が錆びまくった筆者の経験から、これは地味に有り難い仕様です。
「HIMO Z16」は、シャオミのクラウド・ファンディング・サイト小米有品にて出資金を募集しています。執筆時は867人から、目標金額の336%である3133万円を達成していました。さすが中国って感じの金額設定と出資額ですね。
「HIMO」シリーズ
シャオミは以前にも、たたむとA3サイズ以下になる『トランスフォーマー』のロゴ入りeバイク「Himo H1」を売り出したことがありました。あちらは小さいのがウリとはいえ、2999元(約4万6600円)と「HIMO Z16」より少々お高い価格でした。
小米有品では、「HIMO」シリーズは他にも「Z20」、「C26」など6種類ほど作られているのがわかります。こうした流れを見ると、新型が出るたびに高機能で安いeバイクが作られていくのかなぁ? と思います。今後も何か面白いモデルが出そうですね。
Source: YouTube, XIAOMI today, 小米有品 (1, 2) via electrek