サムスンが三つ折りスマホ生産開始。日本発売にも期待がかかる

  • author R.Mitsubori
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
サムスンが三つ折りスマホ生産開始。日本発売にも期待がかかる
Image: Samsung

用途…思いつく?

Samsung(サムスン)が三つ折りスマホ(モデル名は不明)の製造に乗り出しているようです。韓国経済紙The Elecによると、約20万台製造する計画が進んでいるとのことで、両サイドが内側に折りたためる画面サイズは10インチほど。第2四半期から生産開始予定だと報じられています。

2019年に初の折りたたみスマホGalaxy FoldをリリースしたSamsungですが、折りたたみ市場に前向きな企業が増える中、今回はGalaxy Z Fold7の部品生産を前倒しして、三つ折りスマホの開発に力を入れているようです。

2025年の折りたたみスマホの予定出荷台数は700万台(既存モデル含む)。そのうちFlip 7が300万台、Flip FEが90万台、Fold 7が200万台、そして三つ折りが20万台という話も。

耐久性は大丈夫?

三つ折りスマホといえば、中国のHUAWEI(ファーウェイ)Mate XTという世界初の製品を発表しています。折りたたんだ状態では6.4インチの縦長スマホで、全開すると10.2インチの大画面になります。こちらは内側に折れるヒンジと外側に折れるヒンジを組み合わせ、Z形にたためるタイプ。

折りたたんだ際、片側の折り目が外側に露出してしまうので、ぶつけたり落としたりといった衝撃には弱そう。すでに海外での認証を取得済みで、2025年第1四半期に発売されると噂されています。

5,600mAh の大容量バッテリーパック、Kirin 9010チップセットや最大16GBのRAMを搭載し、66W有線充電と50Wワイヤレス充電をサポートしているという情報も。

HUAWEI製品はともかく、Samsungは日本でも発売されるかもしれませんね。今のところ、使い方は全然イメージできないけど! でも、折りたたみスマホ革命に新たな参戦者が出てくるかもしれないし、今年も要チェックです。

Source: The Elec, Gadget Hack