tokikoさん
レビュアー:
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酒井順子さん、最近出会ってハマっている女性作家さん。普段はエッセイはほとんど読まないのですが、酒井さんのエッセイはすごく読みたくなります。この作品は、読書友達からのおすすめ。
酒井節!最高~~‼
面白かった~。酒井さんの毒舌というか、独特だけれど、クールでよく観察していて少し遠くからの視線、ばさばさ斬っていく切り口が面白くて、読んでいて笑ってしまうし爽快感があります。「入れたり 出したり」って、まさにそういう事なのですが・・下の話だけにとどまらず、人生は全て“入れたり 出したり”でそして、出したりにはやはりどこか爽快感がありますよね、といった話にまで及びます。確かに❗排泄物やセックスだけにとどまらず、人の出逢いと別れもよくよく考えると“入れたり 出したり”。入れる 相手を受け入れるというのは、何かのプラスになる事もあるけれど、一方で重さや荷物を抱える面倒くささ?!も伴う。出す 別れるというのは、淋しさや悲しみも伴うけれど、どこかすっきりするというか、よし!もう捨てて次に進むしかない!というある種の清々しさもある。
何かを考えたり見たりする時に、“入れたり 出したり”の視線で見てみるのも面白いな、違った発見があるかもな、と思いました。
孤独って淋しかったりマイナスのイメージがあるけれど、酒井さんは、敢えて“孤独を楽しむ”“孤独を楽しもうとする”方なのかもな、と思いました。それも淋しさに耐えるとか無理をせず、淋しいものは淋しいけれど冷静に分かりながら楽しめる。
私は淋しがりやなくせに孤独になりたがる・・という天の邪鬼でやっかいな性格なので、酒井さんのような生き方や考え方を持てるようにすると、もっと自然に楽に人生や色んな事を楽しめるようになるかもしれません。
酒井さんのエッセイは、私にとって良薬や処方箋みたいなものかも。
何かを考えたり見たりする時に、“入れたり 出したり”の視線で見てみるのも面白いな、違った発見があるかもな、と思いました。
孤独って淋しかったりマイナスのイメージがあるけれど、酒井さんは、敢えて“孤独を楽しむ”“孤独を楽しもうとする”方なのかもな、と思いました。それも淋しさに耐えるとか無理をせず、淋しいものは淋しいけれど冷静に分かりながら楽しめる。
私は淋しがりやなくせに孤独になりたがる・・という天の邪鬼でやっかいな性格なので、酒井さんのような生き方や考え方を持てるようにすると、もっと自然に楽に人生や色んな事を楽しめるようになるかもしれません。
酒井さんのエッセイは、私にとって良薬や処方箋みたいなものかも。
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- 出版社:角川書店
- ページ数:205
- ISBN:9784041801130
- 発売日:2003年11月01日
- 価格:500円
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