特定機能病院
#01
高度医療の提供・開発を通じて
阪神間の健康を支えています。
私たち兵庫医科大学病院は、高度先進医療を提供・開発できる設備や能力を持つ、国指定の「特定機能病院」です。特定機能病院は、全国に87施設、兵庫県内には当院を含めて2施設しかありません(※)。
また、私たちは「診療」だけでなく、今後の治療に役立つ知見を得るための「研究」や、次代を担う医療従事者への「教育」を兼ね備えた大学病院です。高度医療を必要とする患者さんに最適な医療を提供するとともに、地域の医師や医療職に向けた高度医療の研修なども行い、阪神間地域の中核病院として地元に根づきながら広く医療の進歩に貢献していくことが私たちの使命です。
- 2021年4月1日時点
県内最大規模
#02
スムーズな診療のために
さまざまな工夫をしています。
兵庫医科大学病院は、41の標榜診療科と963の病床を持つ県内最大規模の病院です。
1日の外来患者数は約2,200名と多いですが、初診の患者さんには原則として医療支援センターであらかじめ予約をお取りいただき、再診以降の患者さんは各診療科で次回の予約申し込みを行えるようにするなど、スムーズな診療を実現できるように工夫しています。また、「医療費自動支払機」の導入や計算業務の効率化を図り、会計時間の短縮にも努めています。
最新医療設備
#03
患者さんに希望を、医学に進歩を。
臨床と研究が高いレベルで連携している大学病院では、最新鋭の医療設備で最新の医療技術を提供することが可能ですが、それだけではありません。私たちは患者さん一人ひとりに向き合い、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を重視した診療を行っていきたいと考えています。
そうした思いのもと、高度な先進医療の提供をはじめ、安全で体にやさしい手術を行うことができる手術支援ロボット「ダビンチXi」の導入、がんの早期発見を可能にする「PETセンター」の開設、救命救急センターや手術センター、集中治療センターなどを集約した「急性医療総合センター」の建設など、質の高い医療を推し進めています。
また、院内は各センターと病棟間を渡り廊下で繋ぎ、アイセンターと眼科病棟を同一フロアに設けるなど、患者さんの移動負担がなるべく少ない配置にしています。
地域とともに
#04
1972年の開設以来
地域から頼られる病院をめざして。
私たちは阪神間を支える「災害拠点病院」として、阪神・淡路大震災やJR福知山線脱線事故をはじめ、東日本大震災、熊本地震などでも積極的な救護活動を行いました。これらから得た教訓をもとに、多数の傷病者を受け入れる訓練を定期的に実施し、いつ起こるかわからない災害に備えています。
また、知識やノウハウを当院に蓄積するだけでなく、院内外に向けて「学校法人兵庫医科大学連携病院の会」「地域医療懇談会」などの勉強会を開催するなど、周辺の医療機関とも連携して地域医療水準の向上にも努めています。