送別会の幹事になっちゃった。どうしよう……。と頭を悩ませているあなた。この送別会徹底ガイドに出会えてよかった。本当によかった。
このページを参考にして、「とりあえず飲んで食べて最後に適当なスピーチとプレゼントだけ」の送別会より、ワンランク上を目指しましょう! これから伝授する送別会のポイント&アイデアが少しでもお役に立ち、感動の涙に包まれた送別会が実現することを願っています。
幹事が精一杯に段取りと工夫を重ねた送別会が成功したとき、誰よりも感謝されるのは、誰よりも頑張った幹事さんなのです。下手すると主役より自分が感動してしまうなんてことも……。では、まずポイントから。
送別会成功への道、それは開催を告知し参加者を募る段階から始まっています。社内メールでお知らせするだけではヌルい!手ヌルいのです。うっかり見落とされたり、返信を忘れられたり……。
そんなハメにならぬよう、フライヤー告知作戦を決行!フライヤー、つまりチラシを配布し、「なんだか面白そう」「いつもの飲み会とは違う」と思わせ、参加者を少しでも多く集める→面白そうと思った参加者が口コミでさらに参加者を増やす→「幹事に協力しよう」的な気分になる。この流れを当日までに生み出すのです。もちろん、送別会の主役となる方も、事前の盛り上がりぶりを喜んでくれるはず!
主役の心をいかに動かすか、それが送別会のキモ。冒頭の挨拶〜企画したイベント〜プレゼント贈呈まで、一連の流れ全体で、これまでの感謝の気持ちを徹底的に伝えましょう。「えっ!ここまでやるの?」と、自分にツッコミを入れたくなるぐらいでちょうどいいのです。
そこで、主役が感動で涙しそうな演出やプレゼント案をあれこれご紹介。送る側も悔いのない会になるよう総合演出しちゃってください。
なお、当日のスムーズな進行には事前の準備や根回しが必須。特にサプライズ関連の仕掛けは絶対に本人にバレぬよう、水面下で着々と行うことをお忘れなく。
主役はもちろん、参加者全員が感動できる送別会って? 悩める幹事さんに捧げるアイデアの数々。これを参考に主役を感涙させちゃってください。
主役にまつわる感動エピソード、ただ紹介するだけじゃツマらない。いっそゲーム形式に! 参加者はチームに分かれ、主役と自分との間に生まれた感動エピソードをテンポよく発表。どんな小さなことでもOK、脳のハードディスクを瞬時に検索しエピソードを掘り起こすのです。感動エピソードをより多く出せたチームが勝利!ご褒美、それは主役の感涙する姿かも……。
プロジェクターがあるお店なら、テロップを使って主役の今までの成功談や笑い話などをランキング形式で紹介。エピソードを裏付ける写真があれば言うことなし! ランキングが上がるごとに、みんなに拍手や掛け声で盛り上げてもらうのもお忘れなく。また、小さめの会場なら紙芝居っていうレトロな手もアリ。でも絵が上手く描けないよ……などと心配するなかれ。むしろ絵が下手なくらいの方がウケるのです。何より、一生懸命に手描きすることで相手に感謝の想いが伝わります。
カラオケでは、歌詞に人名が入っている曲を活用。主役の名前に置き換えるだけでなく、歌詞全体を大胆にアレンジ! その人の仕事ぶりや優しさなど数々の褒めポイントを替え歌にして、主役が恥ずかしがるくらいの勢いで次々と熱唱のリレーを。曲に合わせて目線を送ったり投げキッスしたりと、ひと工夫もプラスして!
主役への褒め攻撃、社外からの援軍があればさらに心強い! 主役と仲の良かった取引先の担当者からのメッセージ動画を上映。一緒に頑張った日々、共に達成した目標などを語っていただきます。社内のみならず外部の方にもあんなに愛されていたんだ、という感動のシーンがそこに……。もちろん、依頼時と終了後には、ご協力いただいた方と取引先へのお礼を忘れずに!
お酒や食事が進み、場がほどよく温まったところで、ドカンと山場を! 事前に頼んでおいたサプライズゲストを、華々しく紹介。仲のいい取引先の方、お気に入りの◯◯ちゃんなど、とにかく主役が泣いて喜ぶ人選がカギ。ゲストには主役との関係や感動エピソードを語っていただき、主役を大いに照れさせます。
主役がいつもカラオケで歌うあの曲も、その日が聴き納め。せっかくだから盛大に気持ちよく歌ってもらいましょう!とマイクを渡すと同時に、同じ部署(チーム)の後輩や仲間が周囲にスタンバイ。一日限りの専属バックダンサーとして華麗に踊り、盛り上げます。見事なチームの結束力に、見ている人の目に感動の涙が……。
送別会のラストシーンを飾るのは、プレゼント贈呈。お花やメッセージ系のもの+その人に合わせた実用品という組み合わせがオススメ。
華やかさがその場を彩ってくれる、色とりどりのフラワーギフト。花束はもちろん、いつまでもキレイなプリザーブドフラワー、花瓶いらずで手軽に飾れるアレンジメントなど選択肢もいろいろ。また、自宅に後日バラの花が届くなんていうサプライズ趣向もアリ!ほかのプレゼントと組み合わせて使いたいテッパンギフトです。
会社を卒業する主役の功績をたたえ、オリジナルの賞状をBGMと共に贈呈。本格的な賞状にするならオーダーしてもいいし、自分たちでそれっぽく作っちゃってもOK。主役のこれまでの活躍にふさわしい賞(例:「空気読みすぎで賞」「飲み会だけは張り切るで賞」など)をうやうやしく手渡しましょう。
主役が入社から退社までに携わってきた数々のプロジェクトの写真をまとめてアルバムに。ページのあちこちには、チームの仲間や協力した部署の人、関係者からのコメントを手書きでモリモリと入れておきます。今までに撮影した写真が少なければ、関係者の顔写真とメッセージを加える方法も。また、アルバムでなくても、いろんな写真をコラージュしてフォトフレームに収めても◎。もらった方があとで何度も眺めたくなる、そんな感動モノのギフトです。
毎日使ってもらえるマグカップやグラス類に、主役の名前やイニシャルを入れてギフトに。みんなの寄せ書きをマグカップにプリントしても◎!
お酒好きの方には、名入れラベルをオーダーしたお酒を贈る手もアリ。もらった方が一杯飲みながら「あの送別会、嬉しかったな〜」なんて思い出してくれるかも。
結婚退職する方には、おしゃれで実用的なキッチングッズがオススメ。一人暮らし→家族になると、大きな容量が必要になったりとキッチングッズへのニーズが変化するもの。家族構成やデザインの好みをさりげなくリサーチし、お鍋やケトル、コーヒーサーバーなど新生活で活躍しそうなアイテムを選んで。
転勤や独立などで、これからもバリバリ活躍する方には、質の高い筆記具を。ビジネスシーンでは、「何を書くか」だけではなく、「何で書くか」も見られているもの。長く愛用してもらえるように、上質でおしゃれなデザインをセレクト! 日常のいろんなシーンで贈ったものが役立つなんて嬉しいですよね。
「奥様と一緒にどうぞ」「お友達とのご旅行に」。忙しい仕事人生が一段落し、時間に余裕ができる方には、なんといっても旅行券。なるべく多くの人から少額ずつでもカンパを集め、少しでも贅沢な旅を贈りましょう。また、旅行のほかに「体験」を贈ることができる、カタログギフトというシステムも便利!