京アニ事件をもとに「実名報道」や「遺族取材」の問題を語ろう。第4回「ハフポストミーティング」開催【締め切りは1月27日17時】

「実名報道」や「メディアスクラム」の問題は、なぜ改善されないままなのか。京都アニメーション放火殺人事件を5年間取材してきた記者が話します。ハフポスト日本版は、日頃から親しんでくださる読者の皆さんとつながりたいとの思いから、「ハフポストファンコミュニティ」のメンバーを募集しています。

京都アニメーション放火殺人事件で、改めて社会的に是非が問われた被害者遺族の「実名報道」や「遺族取材」、「メディアスクラム」の問題。

ハフポスト日本版の読者の方々にも、日頃の事件報道に接し、「実名報道」の必要性や意義に疑問を感じたり、メディアに不信感を抱いたりする人も多いのではないでしょうか。

第4回となる「ハフポストミーティング」(2025年1月29日(水)開催)では、ハフポスト日本版の佐藤雄記者が2024年7月に開始したシリーズ報道『被害者と遺族の「本当」』をもとに、「被害者・遺族の人権と報道」について、読者の方々と語り合いたいと考えています。

イベントでは、佐藤記者が前職の京都新聞社時代から5年以上、取材しているご遺族・渡邊達子さんと勇さんの思いをもとに、これまでメディアが直接的な言及を避けてきた「報道被害」について、真正面から話します。

2人は、報道機関から勝手に住所を載せられたり、事件のあった7月の「節目報道」に合わせて、5年経った今でも「メディアスクラム」に遭ったりするなど、多くの二次被害を受けてきました。

そもそもなぜ、実名報道や遺族取材を拒む当事者が多いのか、またメディアが「実名報道」を必要だとする理由と抱えている矛盾、「メディアスクラム」の問題が起きる理由といった、報道機関の実情もお話しするつもりです。

その上で、参加した方が感じている疑問にお答えしたり、報道にどんな変化が求められているか、一緒に考えたりしたいと思っています。

イベントの進行役は、読売新聞社東京社会部で、事件報道の最前線でもある警視庁捜査1課を担当してきたハフポスト日本版の相本啓太記者が務めます。

他にも、参加者の皆さんと「ハフポスト日本版のコンテンツに求めること」などをテーマに意見交換したいと思っています。

「ハフポストファンコミュニティ」のメンバーの皆さんの力をお借りして、ハフポスト日本版をより良いものにしていきたいと考えています。

【申し込み方法】

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 ※イベント定員は10人です。応募の締め切りは2025年1月27日(月)17:00とさせていただきます。応募多数の場合は、当選結果を1月28日(火)までにメールでご連絡いたします。

【イベントスケジュール】

第4回「ハフポストミーティング」のイベントスケジュールは以下の通りです。

【日時】2025年1月29日(水)午後7時〜8時20分

【会場】東京都内。詳しい開催場所は、当選者の方に後日ご案内します。 


18:30〜開場 

19:00〜19:05 ごあいさつ、グランドルール説明

19:05〜19:25 アイスブレイク

19:25〜19:40 ハフポスト日本版の佐藤雄記者による取材報告

19:40〜20:20 トークタイム、閉会 

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▽スピーカー・司会者プロフィール

・佐藤 雄(さとう たける):

ハフポスト日本版記者。シリーズ報道『被害者と遺族の「本当」』や、LGBTQ、ジェンダー、エンタメの記事を担当しています。自身も事件被害者で、前職の京都新聞社では、京都アニメーション放火殺人事件の遺族取材などに携わってきました。 

 

・相本 啓太(あいもと けいた):

ハフポスト日本版記者。2013年、読売新聞東京本社に入社し、福島県で原発事故の被災地域や事件・事故を担当。東京社会部で警視庁捜査1課担当のリーダー役を務めた後、育児を理由に退職。23年5月から現職、子育てや働き方、福島、メディア、流言などを取材中。第1回国際文化会館ジャーナリズム大賞特別賞優秀作品、ファクトチェックアワード2023優秀賞。1990年生まれ。山口県出身。

◇     ◇     ◇

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ハフポスト日本版に日頃から親しんでくださる読者・ユーザーの皆さんとつながり、日頃感じていること、様々なご意見や今後の発信への要望をお聞きしたい。そんな思いから、ハフポスト日本版では「ハフポストファンコミュニティ」のメンバーを募集しています。

登録していただいた方の中から、希望される方には、今注目すべき最新の社会課題・トレンドを知る「ハフポストミーティング」や、「メンバー限定取材会」、スポンサード企業提供の「商品モニター・体験会」など、各種のクローズドな会にご参加いただく機会をご提供しようと計画しております。

【これまでのハフポストミーティングの様子はこちらから】

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