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なぜメディアスクラムは起きるのか。京アニ事件を取材した元新聞記者は、「抜き抜かれ」の報道合戦や現場の記者へのハラスメント、「遺族取材は『社会のため』であるという前提が揺らいでいる」という現場の課題を明かしました。【シリーズ報道:被害者の遺族と「本当」】
日本新聞協会は「実名報道に関する考え方」で、遺族が実名を拒む背景には「SNS上の誹謗中傷」があると明言。だが改善する報道を望む声に対し、「各社においてそれぞれ取り込まれるんじゃないですか」としている。【シリーズ報道:被害者と遺族の「本当」】
FOXニュースのキャスターの発言に対し、「原爆と火災を一緒にするのは違う」「人的被害の悲惨さが伝わっていない現状を示している」など批判の声が上がっている。
記者クラブがあると答えた自治体は約3割で、都市部や人口の多い地域が中心。調査の担当者は「東京一極集中はヒトやモノ、カネだけでなく『情報』という分野においても起きているのでは」と問題意識を持つ。
お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二“メンバー”が警視庁に書類送検されたとNHKなどが報じています。
「一瞬風化した新幹線かと思った」「オレンジ色の部分が運転席の窓みたいになっていてさらにリアル」と反響が寄せられています。
カウンセリングに救われたという京アニ遺族は、支援制度の拡充を望む。だが都道府県警の部内カウンセラーは、2023年4月時点で9県警で1人体制となっているといった課題が、警察庁への取材で分かっている。【シリーズ:被害者の「本当」】
京アニ事件の公判は、犠牲者36人のうち19人が匿名で審理された。妹を失った渡邊勇さんは、実名の審理に理解を示す。一方で「なぜ同時に、被害者の人権を守るための議論や報道が、積極的になされないのか」と問う。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】
事件や事故の被害に遭った人が生きやすい社会にしていくには、何が必要なのか。被害者や遺族の方々を対象に、法制度や報道、職場や学校など、被害後に直面したさまざまな困りごとについて、体験や意見を募集します。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】
なぜ実名報道や遺族取材を拒む遺族が多いのか。背景の1つが、被害者への根強い差別や誹謗中傷だ。京アニ事件で娘を失った渡邊達子さんは「メディアはその実情に向き合ってきたのでしょうか」と問いかける。【シリーズ:被害者と遺族の「本当」】