転職において「カジュアル面談」の機会があれば、参加したいと考える20代は8割超――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。20代は転職活動で、どのように企業への理解を深めたいと考えているのか。
選考の前段階で、企業と転職希望者がコミュニケーションを交わすカジュアル面談について、機会があれば「参加してみたいと思う」とした20代は51.7%に上った。「どちらかというと参加してみたいと思う」(31.7%)を合わせると、8割超に上る結果となった。
企業についての情報を得るために活用したいものは、「カジュアルな面談・座談会」が最多に。社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」で61.9%、3年未満の「第二新卒」で65.7%、職歴のない「既卒」で70.7%の支持を集めた。
ヤングキャリアでは、「職場見学」(53.2%)、「会社説明会・TOPセミナー」(35.7%)が続いた。第二新卒では、「会社説明会・TOPセミナー」(56.4%)が2位に浮上しており、「職場見学」(45.7%)が続いた。
卒業後3年以内の「既卒」からは、「会社説明会・TOPセミナー」(52.5%)、「職場見学」(50.0%)の順で支持を集めている。
応募後に情報を得られると志望度が上がるものは、ヤングキャリアと第二新卒で共に「実際の残業時間・休日のとりやすさ」が最多となった(ヤングキャリアで49.2%、第二新卒で60.7%)。「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」、「会社や部署の雰囲気」が続いた。
既卒では、「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」が60.0%と最多に。「実際の残業時間・休日のとりやすさ」(50.0%)、「仕事をするうえでのやりがい・楽しいところ」(45.0%)が続いた。
調査は8月1〜16日、20代専門の転職サイト「Re就活」およびWebメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者に実施。20代の就職・転職希望者から、315件の回答を得た。
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