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ヤマザキ「薄皮シリーズ」5→4個も全体の重さは変わらず? 実際はどうなのか聞いてみた:SNSでは歓喜の声(2/2 ページ)
1月1日出荷分から、内容量を5個から4個に減らした山崎製パンの「薄皮シリーズ」。昨年12月の「1個減」発表時には、同シリーズのファンが嘆き悲しむ声がSNSにあふれたが、ここにきて「数は減ったが全体の重さは同じでは?」といった指摘が上がっている。実際はどうなのか。
全体の重さは?
――全体の重さも従来の5個入りから変化していないとの声がありますが、こちらはいかがでしょうか
担当者: 全体の重さは、内容量が4個になったことで1割ほど減っています。投稿者さまの計量では、4個入り5個入りとも全体の重さに差がなかったようですが、パンの個体差によってどうしても違いが出てしまいます。実際には全体の重さは1割ほど減っています。
――中のあんの味などに変化はあるのでしょうか
担当者: 味は従来の5個入りから変わりはありません。
――1個減が発表された当時SNSでは「悲しい」などといった声が多数上がり、薄皮シリーズの根強い人気の高さがうかがえました
担当者: お騒がせしてしまい申し訳なく感じております。今後もお客さまに喜ばれる製品の提供に努めます。
担当者によると、内容量の「1個減」に合わせてパン1個あたりの重量を増やすことは、当初から決めていたという。「単に1個減らすだけではお客さまに満足してもらえない。コストカットしつつも満足度を落とさないためにどうすればいいか工夫しました」(担当者)
昨年来、食料品の値上げが相次ぐが、やりよう次第で顧客の満足度を損なわずに済むケースもある。今回の事例は多くの企業にとって教訓となりそうだ。
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