Google Calendar Labsから、会議の予定変更で苦労する参加者のスケジュール調整や会議室の確保をサポートするガジェットが登場した。
米Googleは3月18日、Googleカレンダーでのスケジュール再設定(リスケジュール)を簡単にする機能「Smart Rescheduler」をGoogle Calendar Labsで公開したと発表した。
例えば参加者が多い会議の予定を変更する場合、各参加者のスケジュール調整や、広い会議室の確保などで苦労することになる。Smart Reschedulerでは、カレンダー上で変更したい予定を選択して「Find a new time」リンクをクリックすると、再調整した日程の候補が一覧表示される。候補の「show details」をクリックすると表示される視覚化された予定表で、どの参加者の予定がバッティングしているかが一目で分かるようになっている。
この候補一覧は、予定表を共有している参加者のスケジュールをGoogleカレンダーが調べてバッティングが少ない時間帯を抽出し、出席できる参加者がより多いと判断したものからランク付けして表示したものだ。このランク付けのアルゴリズムはGoogle検索で使っているものを流用しているという。会議室などの施設のカレンダーを作成して共有しておけば、参加者だけでなく空いている会議室もランク付けに加味される。
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