Apache Software FoundationはApache Strutsフレームワークの深刻な脆弱性(CVE-2024-53677)を報告した。この脆弱性を悪用すると、リモートから任意のコードが実行され、システムが侵害される可能性がある。
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Apache Software Foundationは2024年11月26日(現地時間)、オープンソースソフトウェア(OSS)のWebアプリケーションフレームワーク「Apache Struts」に深刻な脆弱(ぜいじゃく)性が存在することを伝えた。
この脆弱性が悪用された場合、リモートから任意のコードが実行され、システムが侵害される可能性がある。
指摘されている脆弱性は以下の通りだ。
この脆弱性の影響を受けるApache Strutsのバージョンは以下の通りだ。
脆弱性が修正されたApache Strutsのバージョンは以下の通りだ。
Apache Software Foundationはパッチが適用されたバージョンにアップデートすることを勧めている他、新しいファイルアップロードメカニズムに移行することも推奨している。古いファイルアップロードメカニズムを使用し続けた場合、この脆弱性によるリスクを回できないとしている。
脆弱性を抱える製品の継続的な利用はサイバーセキュリティの重大なリスクとなる。該当製品を使用している場合、速やかにアップデートを適用し、推奨されている改修を実施することが望まれている。
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