Appleは9月10日(日本時間)、新型iPhoneの「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」、そしてウェアラブル端末の「Apple Watch」を発表した。iPhone 6とiPhone 6 Plusは日米など10カ国で9月19日に発売する。
iPhone 6とiPhone 6 Plusの最大の特徴は、iPhone 5/5s/5cから拡大されたディスプレイサイズ。iPhone 6は4.7型の750×1334ピクセル表示液晶、iPhone 6 Plusは5.5型の1080×1920ピクセル表示フルHD液晶を搭載した。ボディサイズも大きくなってしまったが、より薄くなり、丸みがあり持ちやすいデザインを採用した。
800万画素のメインカメラはオートフォーカスの速度がアップし、iPhone 6 Plusは光学手ブレ補正機能を搭載する。シリーズで初めて非接触型ICのNFCを内蔵する点も注目されており、独自の決済サービス「Apple Pay」にも対応した。なおApple Payのサービスは米国で10月から開始するが、日本での展開は未定だ。またiPhone 6/6 Plusの発売に先がけて、iOSデバイス向けの新OS「iOS 8」の配信を9月17日に開始する。
iPhone以上に話題のApple Watchは、Apple Watch/Apple Watch Sport/Apple Watch Editionの3種類を用意。Digital Crownと呼ばれる竜頭と、Force Touchという触覚フィードバック技術を備えたタッチパネルディスプレイで操作する。加速度計や心拍センサー、GPSなどの内蔵センサーでユーザーの健康管理を行なうほか、Apple Payによる非接触決済にも対応する。発売は2015年の予定だ。
Appleや各キャリア、アクセサリーメーカーからの情報とレビュー・コラムなどの関連記事をまとめた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.