2019年8月5日〜2019年8月11日
今回の「ITmedia Mobile Weekly Top10」では、2019年8月5日から8月11日までのアクセスを集計し、ランキングとしてまとめました。日までの記事アクセス数を集計しランキングを作成しました。
アクセス数の1位は、NTTドコモが発売する一部機種で「LINE」アプリが利用不能、あるいは利用制限がかかる旨を告知する記事でした。
これを読んで少し混乱している人もいるので簡単に整理すると……。
ということになります。
アプリのバージョンによるサービス終了についてですが、Android版LINEアプリはAndroid 5.0以降では最新バージョンを利用できますが、Android 4.4〜4.4.4ではバージョン9.10.2で「打ち止め」になっており、さらに前のOSではGoogle Playストアでの新規インストールが不可能となっています。メーカーや携帯キャリアが提供するストア経由で配信している場合でも、Android 4.0.3〜4.0.4搭載端末ではバージョン7.2.2まで、Android 4.1〜4.3.1搭載端末ではバージョン8.11.0までのサポートとなります。
今回サービス終了予定例に挙がった「らくらくスマートフォン F-12D」と「スマートフォン for ジュニア2 SH-03F」はAndroid 4.0ベースですから、「かなり古いバージョン」を使っていることになります。古いAndroid OSを巡っては、暗号化通信対応の都合でサービスを終了するアプリが相次いでいます。今回の措置も情報の安全性を確保する観点での対応と思われます。
特にAndroid 4.4.4以前の端末を使っている人は、これを機に機種変更を検討することをお勧めします。
一方、既存のspモードケータイのうちLINEに対応する機種では、プッシュ通知利用できなくなる予定です。この措置が実施されると、リアルタイムなやりとりをするには常にアプリを開きっぱなしにする必要があります。完全に使えなくなるわけではなのですが、利便性の意味では後退です。
ところで、ドコモのspモードケータイの新機種はLINE“非対応”になってしまったんですよね……。「ケータイでLINEがしたい」というニーズは確実にあると思うのですが……。
3位には、Samsung Electronicsが8月7日(現地時間)に米ニューヨークで発表した「Galaxy Note10」「Galaxy Note10+」の速報記事がランクインしました。
いよいよ10世代目を数えるまでになった「Galaxy Note」シリーズですが、ディスプレイサイズが2種類に分かれ、いずれもディスプレイ内に「パンチ穴」を開けたようなインカメラを備えることが特徴です。
先々代の「Galaxy Note8」、先代の「Galaxy Note9」を使い続けてきた筆者としては、指の負担的に「小さいNoteがほしいなぁ……」と常々思っていただけに、一応「コンパクト」な「Note10」の登場は朗報……と思いきや、画面の大きなNote10+と比べると、microSDメモリーカードの非対応化を始めとして、残念なスペックダウンも見受けられます。
今までの例を踏まえると、日本でもNote10+かNote10のいずれか、あるいは両方の発売は期待できます。それを裏付けるかのように、既にサムスン電子は日本語公式サイトを開設済みです。
仮に日本向けモデルが出るとして、どのような仕様で出てくるのか、いち現役ユーザーとして楽しみにしたいと思います。
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