シャープが5月9日、スマートフォンAQUOSの新機種「AQUOS wish2」を発表。2022年6月下旬以降に発売する。国内ではNTTドコモが取り扱う。
AQUOS wish2は、2022年1月に発売された「AQUOS wish」の後継機。5Gに対応したエントリーモデルという位置付けで、機能をそぎ落とすことで「シンプルで飾らないライフスタイルに寄り添う」といったコンセプトも継承している。
プロセッサがAQUOS wishのSnapdragon 480 5GからSnapdragon 695 5Gに変更されており、CPU性能が約33%、GPU性能が約19%向上している。OSはAndroid 12をプリインストールしており、2年間のOSバージョンアップを保証する。
カラーバリエーションはAQUOS wishと同じオリーブグリーン、アイボリー、チャコールの3色をそろえ、マットな質感も継承している。本体には再生プラスチック材を35%使用しており、紙の使用量を削減した薄型のパッケージを採用することで環境にも配慮した。
ディスプレイは約5.7型のHD+(720×1520ピクセル)液晶を採用している。本体サイズは約71(幅)×147(高さ)×8.9(奥行き)、重量は約162gとなる。メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備え、バッテリー容量は3730mAhの内蔵型を採用。IP67の防水・防塵(じん)性能やおサイフケータイにも対応している。アウトカメラは約1300万画素CMOSの単眼となっており、F値は2.0、焦点距離は26mm相当。インカメラは800万画素CMOSを採用している。
なお、ドコモが扱う「AQUOS wish2 SH-51C」は、ホワイト、チャコール、ブルー、コーラルの4色で展開する。
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