ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。12月16日〜12月22日の期間は、上位はGalaxy、iPhone、AQUOSの3強が占める構図が続いている。12月19日発売の「motorola razr 50d M-51E」はトップ10には入らなかった。
ランキングのトップ3は先週から変わらず、1位が「Galaxy S24 SC-51E」、2位が「iPhone 16(128GBモデル)」、3位は「AQUOS sense9 SH-53E」という並びだ。
3位のAQUOS sense9は一括価格で6万7100円とミッドレンジながら、4位の「iPhone 15(128GBモデル)」をも上回る高い人気を誇っている。定評のあるミッドレンジモデルは多くのユーザーに支持されているようだ。
一方、5位の「iPhone 16(256GBモデル)」は、128GBモデルとの価格差が3万円以上あるにもかかわらず根強い人気だ。iPhone 16シリーズ全体としても非常に好調で、Androidを巻き込んだシェア争いが続いている。ただ、「iPhone 16 Pro Max」はさすがに20万円近い価格設定が影響してか、128GBと256GBモデルがそろって10位圏外となった。
中位以下は、6位の「Xperia 10 VI SO-52E」が前回7位から順位を上げた。10位のhome 5G HR02は家庭向けWi-Fiルーターだが、新生活需要もあるのか、順調に推移している。
トップ3を見る限り、上位勢を取り巻く構図に大きな変化はなさそうだ。値下げが実施されたGalaxy S24や、ミッドレンジモデルのAQUOS sense9など「コストパフォーマンスのよい」機種がiPhone 16シリーズへの対抗馬となっている。年末年始の商戦期での動向も注目だ。
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