日本通信、“無料通話”付きの速度制限なしプリペイドSIM「talking Fair」
日本通信は、スマートフォン向け音声通話サービスおよび、データ通信を必要な時だけ使える「talking Fair(トーキング・フェア)」を発売する。
日本通信は7月29日、スマートフォン向け音声通話サービスおよび、データ通信を必要な時だけ使える「talking Fair(トーキング・フェア)」を提供開始すると発表した。SIMフリーのiPhone4等で使えるマイクロSIM用の「talking Fair microSIM 1GBサービス」と、標準SIM用の「talking Fair 1GBサービス」という2種類のプランが用意されている。
talking Fairは、音声通話を基本として、データ通信を必要な時だけ利用できるサービス。月額1290円の音声通話基本料金には1365円分(国内通話で最大32分30秒相当)の通話料が含まれ、超過分の通話料金は30秒あたり21円。
データ通信の利用方法は、1Gバイト分の料金として初回に9800円、2回目以降は8350円を事前にチャージしておくというもの。120日の有効期間内であれば好きな時に利用でき、継続的なチャージも必要ない。例えば1カ月あたり250Mバイトを利用するユーザーの場合、音声通話とデータ通信料の合計料金は3377円(音声通話基本料金1290円+2回目以降のデータ通信料8350円を30日分に換算)となる。もちろん必要に応じて音声通話だけを利用することも可能だ。
なお、初期手数料は3150円で、1年契約を前提としたサービスプランとなる。受付開始日は8月2日 10時で、同社のtalking系音声通話サービスから移行する場合は8月10日の正午より申し込みが可能だ。日本通信ではドコモ/KDDI(au)/ソフトバンクモバイル/イー・モバイルに次ぐ5番目の携帯電話事業者としてMNP(携帯電話番号ポータビリティー)にも対応しており、こちらの受付も8月2日よりスタートする。
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