トレンドマイクロ、Android端末向けに「ウイルスバスター モバイル for Android」を発売
トレンドマイクロが、スマートフォンやタブレット型のAndroid端末向けセキュリティソフト「ウイルスバスター モバイル for Android」を発売する。不正アプリ対策やWeb脅威対策に加え、専用Webサイトからの端末探索、リモートロック、リモート消去も可能だ。
トレンドマイクロは8月25日、スマートフォンやタブレット型のAndroid端末向けセキュリティソフト「ウイルスバスター モバイル for Android」を発表した。9月2日から店頭で販売するが、同社直販サイト「トレンドマイクロ・オンラインショップ」では、店頭発売に先がけ25日17時からダウンロードできるようになっている。
ウイルスバスター モバイル for Androidは、不正なアプリを検知して削除を促す不正アプリ対策や、フィッシング詐欺などの不正なWebサイトをブロックするWeb脅威対策を備えたAndroid端末向けのセキュリティソフトだ。紛失時には専用Webサイト経由で、Google マップと連動した端末探索ができるほか、端末操作を禁止するリモートロック、端末内の情報を消去するリモート消去も可能。ホワイトリスト方式もしくはブラックリスト方式により、迷惑着信やSMSをブロックする機能も搭載している。
対応OSはAndroid OS 2.2/2.3/3.0/3.1、ストレージ容量に7.5Mバイト以上の空き容量と、スマートフォンなら9Mバイト以上、タブレットは16Mバイト以上の空きメモリが必要となっている。トレンドマイクロ・オンラインショップでの価格は、「ウイルスバスター モバイル for Android」が2980円、「ウイルスバスター2012 クラウド1年版 + ウイルスバスター モバイル for Android」が7980円。そのほか、2012年5月までのユーザー登録者を対象に、Android端末の一般的な操作方法をメールや電話で相談できるサポートも1年間無料で提供する。
関連キーワード
ウイルス対策ソフト | トレンドマイクロ | ウイルスバスター | 不正 | アプリケーション | モバイルセキュリティ | ネット販売 | ホワイトリスト・ブラックリスト | 紛失 | フィッシング | スマートフォンセキュリティ | SMS
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Androidユーザーの約半分が「セキュリティに不安」 トレンドマイクロ調べ
トレンドマイクロの調査によれば、iPhoneユーザーの約3分の1、Androidユーザーの約半分が、セキュリティに不安を感じているという。一方で対策製品の導入は低水準であることも分かった。 - エフセキュア、Android対応の「モバイルセキュリティ」発表
エフセキュアは、Android向けセキュリティソリューション「エフセキュアモバイルセキュリティ for Android」の提供を開始した。 - トレンドマイクロ、Android用「ウイルスバスター」β版の提供を開始
トレンドマイクロは、Android OS対応のセキュリティソフト「ウイルスバスター モバイル for Android」β版の無償提供を開始した。