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GoogleとSamsungが開発中の没入型XR、2023年後半に詳細発表へ
米Googleは開発者向けイベント「Google I/O」で、Samsung Electronics(韓国のサムスン電子)と協業して没入型XRを開発している。Googleはその詳細を2023年後半に発表する見通しだ。開発者向けイベント「Google I/0」で明らかにした。
米Googleは開発者向けイベント「Google I/O」で、Samsung Electronics(韓国のサムスン電子)と協業して開発している没入型XR(Immersive XR)の詳細を2023年後半に発表すると明かした。
XRは物理的な空間と仮想空間を融合し、現実では知覚できないとされる体験を可能にする技術。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)など各技術の総称として示されることも多い。ゲームやエンタテインメントなどで用いられることの多いXRだが、別の分野への活用も期待される。
両社は既にスマートウォッチ向けOSでも協業しており、GoogleのWear OSとSamsungが独自開発していたTizen OSを統合した、新たなWear OS(Wear OS Powered by Samsung)を打ち出した経緯がある。そのOSを初めて採用したスマートウォッチ「Galaxy Watch4」をSamsungが2021年に発売した。
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