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Nothingがオープンイヤー型イヤフォン「Ear(open)」発表、指向性スピーカーで音漏れ防止 「CMF Phone 1」も披露

Nothingが、ワイヤレスイヤフォンの新モデル「Ear(open)」を国内発表した。10月1日発売で、価格は2万4800円。独自の「Sound Seal System」と指向性スピーカーを搭載し、音漏れをシャットアウトする。

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 Nothingが、ワイヤレスイヤフォンの新モデル「Ear(open)」を国内発表した。10月1日発売で、価格は2万4800円。公式サイトでは9月27日から予約を開始する。また、グローバルでは7月に発表されていたCMF by Nothingブランドのスマートフォン「CMF Phone 1」も10月1日に発売すると発表した。

Ear(open)
,ワイヤレスイヤフォン「Nothing Ear(open)」

 Ear(open)は、最近増えている耳をふさがないオープンイヤータイプのワイヤレスイヤフォン。外耳道を圧迫せず、周囲の音も聞くことができるのが特徴だ。

 オープンイヤータイプはその構造上、どうしても音漏れが気になるところだが、Ear(open)は独自の「Sound Seal System」と指向性スピーカーを搭載し、音漏れをシャットアウトする。イヤフォンの前後から発する音波がANCのように機能し、外部に漏れる音を打ち消す仕組みとなっている。

Ear(open)
独自のSound Seal Systemを搭載。外部の音が聞こえるとともに、音漏れを防ぐ

 耳に掛ける部分にはシリコン素材を採用。装着感をよくするために、場所により厚みを変えている他、芯材には柔軟性と復元力に富むニッケルチタン素材のワイヤーを使用している。外耳道、耳の上、耳の後ろで支える3点バランスシステムと合わせて、1日中装着したままでも疲れないとしている。

Ear(open)
イヤフォン本体のデザインは、これまでのNothing Earシリーズに似た雰囲気。耳に掛けるアームはかなり柔軟性がある

 イヤフォンとしては大型の14.2mmのダイナミックドライバーを搭載。階段状にドライバーを配置することで、チャンバースペースを確保でき、より良い音質を実現。あわせて、Nothing独自のカスタム仕様の振動版を採用しており、ひずみを減らし、低周波数域の音に深みが増すことで、重低音トラックの臨場感が高まるとしている。

Ear(open)
ドライバーを階段状に配置することで、スピーカーを耳に近づけるとともに内部スペースを確保している

 イヤフォンのサイズは51.3(幅)×41.4(高さ)×14.3(奥行き)mmで、重さは8.1g。ケースは125.9(幅)×44.0(高さ)×19.0(奥行き)mmで重さは63.8g。イヤフォンはIP54の防水・防塵(じん)仕様だ。Bluetooth 5.3で対応コーデックはAACとSBC。バッテリー持ちはイヤフォン単体で8時間、ケース併用で30時間。

Ear(open)
ケースの厚みはわずか19mm。ポケットに入れても膨らみは最小限に抑えられそうだ
Ear(open)
ケースが薄い分、面積自体は大きめとなっている

 CMF Phone 1は、SoCにMedhiaTek Dimensity 7300を搭載する6.67型のミドルクラススマートフォン。メモリ8GB、ストレージ256GBで、価格は4万4800円。

CMF Phone 1
CMF Phone 1
スマートフォン「CMF Phone 1」

 IIJmioからはストレージ128GBモデルが発売され、価格は3万9800円。IIJmioでは、MNPで他社からの乗り換えると6600円相当のCMF Budsがセットで3万4800円になる発売記念BOXも用意されている。発売は10月1日。

 CMF Phone 1は、背面パネルを交換できるのが特徴。別売りのカバーを購入すれば、カラーを変更できる他、ストラップやスタンドなども用意されている。なお、背面ケースのCADデータが公式に公開されており、それを利用して3Dプリンタで独自のカスタマイズを行っているユーザーもいる。

CMF Phone 1
ケースやストラップ、スタンドなどのカスタムアクセサリーも用意される

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