「ついっぷる」で“不具合”? TwitterのAPI仕様変更が原因、アプリアップデートで解消
「ついっぷる」で15日早朝からタイムラインが読み込めないなどの報告が相次いだ。TwitterのAPI仕様変更が原因で、最新版にバージョンアップすれば利用できる。「Janetter」でも不具合が発生している。
人気Twitterクライアント「ついっぷる」のスマートフォン向けアプリの一部で、1月15日早朝からタイムラインが読み込めないといった報告が相次いでいる。運営元によると、14日夜に行われたTwitterのAPI仕様変更が原因。アプリを最新版にバージョンアップすれば通常通り利用できるようになるという。
同アプリを公開しているNECビッグローブによると、14日夜、TwitterのAPIをHTTPSで呼び出す仕様変更が行われた。ついっぷるは、iPhone版、Android版とも最新版で新仕様に対応しているが、アップデートしていなかったユーザーがタイムラインの更新など多くの機能を利用できなくなっているという。
auスマートパス向けに配信しているAndroid向けアプリは15日昼時点で最新版にアップデートできなかったが、その後最新版が公開されており、アップデートすることで問題を解消できる状態になっている。
アプリを削除して再インストールすると、アカウント認証時にエラーが発生する可能性があるため、新版へのアップデートはバージョンアップで行う必要があると案内していたが、アカウント認証の不具合も14日夕までに解消した。
また、ジェーンが提供するTwitterクライアント「Janetter」のAndroid版でも、同じ問題で今朝からタイムラインの更新ができない不具合が発生。昼に修正版が公開され、アップデートすれば通常通り利用できるようになった。「アプリの再インストールは、アカウントの再登録ができなくなるかもしれないため、お控えください」としている。
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