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ヤマハの新しい管楽器「Venova」日本でも発売 リコーダーとサクソフォンが“融合”
ヤマハが管楽器「Venova」を日本国内で発売。リコーダーのように吹け、サクソフォンのような音が出る新しい楽器という。
リコーダーのようにシンプルな指づかいで演奏でき、サクソフォンのような豊かな音色が楽しめる――ヤマハは7月10日、そんな管楽器の新製品「Venova」(ヴェノーヴァ)を、8月30日に日本国内で発売すると発表した。実売予想価格は1万800円(税込)。
振動して音が鳴る部品を1つ用いた(シングルリード)管楽器。吹き込んだ空気が通る円筒管が枝分かれしているヤマハ独自の「分岐管構造」を採用することで、サクソフォンのような円推形管楽器にある、音の高さを変えるための大きな音孔(穴)を使わずに本格的な吹き心地を実現したという。演奏できる音域は2オクターブ。
指が音孔に届くように蛇行したパイプデザインに仕上げ、「リコーダーに似たやさしい指づかいを実現した」(同社)としている。
ボディーはABS樹脂製。軽量で壊れにくく水洗いも可能という。本体サイズは460(奥行き)×90(幅)×55(高さ)ミリ、重さは180グラム(マウスピース、マウスピースキャップ含む)。
同製品は、今年4月に欧州などで先行発売されていた(関連記事)。
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