レビュー

「Apple Vision Pro」 を手にしたら、周囲の人に体験機会を提供しよう!「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(1/6 ページ)

企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。

 「Apple Vision Pro」 がついに日本でも発売しました。米国に次ぐ発売地域となり、欧州よりも早いというのは意外であり、うれしく思いました。

 個人的にも注目している、AR/MR/VR界ですが、これらの成熟と共に新たな仕事術や生活スタイルが生まれてくると考えています。私自身、これまで「Meta Quest」「XREAL」といったガジェットのレビューや、創業者へのインタビューを行ってきました。

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 そうした中、もちろんVision Proについても大いに興味を持ってきました。2020年、iPad ProにLiDARを搭載したあたりから「いよいよ3D空間の創出に向けて本格的に動き出したな」と感じたものです。

 米国で発売したタイミングで手に入れたい思いもありましたが、購入のために時間を割くのは難しかったため、大人しく待っていました。日本で発売が決定してすぐに予約し、無事に発売日に手にすることができました。

 米国では既に発売されているということもあり、Vision Pro自体のレビューは数多く出ています。しかし、Vision Proはまだまだ未成熟で、これからソフトウェアやアプリと共に成長していく製品です。

 そこで、Vision Proについてもこの連載で体感した仕事術を都度お伝えしていければなと考えています。

 初回となる今回は「Vision Proができること」……と言いたいですが、違います。まずは、多くの方に体験してほしいと感じました。

 Vision Proを手にされた方が周囲に体験してもらうためにはどうすればよいか。また、体験する方は何を知っておけばよいか。今回は、そんな内容をお伝えできればなと思います。


モデル自体は1種類で、カラーバリエーションはありません。みなさま、見た目は同じですね
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