FMV-TEO/FMV-DESKPOWERシリーズの主な特徴
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FMV-BIBLOシリーズの主な特徴
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富士通が4月22日に投入した2008年夏モデルでは、新しくシリーズとして加わった「FMV-DESKPOWER F」をはじめとするデスクトップPCの4シリーズと従来シリーズで構成されるノートPCの4シリーズが新製品として登場する。リビングPCの「FMV-TEO」と超小型モバイルPCの「FMV-BIBLO LOOX U」は従来モデルを継続して販売する。
デスクトップPCの店頭向けモデルとして登場するのは、「FMV-DESKPOWER F」の1モデル、「FMV-DESKPOWER LX」の2モデル、「FMV-DESKPOWER CE」の3モデル、「FMV-DESKPOWER EK」の1モデル。ノートPCの店頭向けとしては、「FMV-BIBLO NX」の1モデル、「FMV-BIBLO NF」の8モデル、「FMV-BIBLO MG」の2モデル、「FMV-BIBLO LOOX R」の3モデルが用意される。
2008年夏モデルのすべての製品で、先日公開されたService Pack 1(SP1)を適用したWindows Vistaを導入(ただし、継続販売製品のOSは従来と同じでSP1は適用されていない)。そのほか、ハードウェアの構成では、FMV-DESKPOWER CEでクアッドコアCPUを搭載し、多くのモデルのメモリ容量が2Gバイトとなるなど、基本スペックが強化されている。
AV利用環境でも、「ダビング10」への対応を予定するなど最新の技術をサポートするほか、保存データの容量を抑えるために、録画済みの映像をSD画質に変換してデータサイズを約3分の1に縮小する機能や、記録するメディアの容量に合わせて自動的にトランスレートを行う「ぴったりムーブ・ダビング機能」といった、HDコンテンツを意識した機能を用意している。
2008年夏モデルで最も印象的なのは、デザインを意識した新シリーズの登場や選択肢が充実したデザインカスタマイズメニューだろう。新シリーズのFMV-DESKPOWER Fは、キッチンカウンターやベッドサイドなどインテリアの雰囲気を大事にしたい場所でも違和感なく置けるデザインが特徴で、ライトスタンドを思わせるスピンドル加工のフットプレートや静電式のボタン、円柱をメインにして構成された外観など、見た目を美しくする工夫が盛り込まれている。
FMV-BIBLO NFでは、天板パネルに着脱式のカバーパネルを取り付けてデザインをカスタマイズできる「マイジャケ」が登場する。マイジャケは店頭でも購入できるが(店頭価格は2000円程度とみられている)、直販サイトのWEB MARTでは限定カラーが用意される予定だ。Windows Vista Business(SP1)を導入するなど、ビジネス利用も強く意識しているFMV-BIBLO LOOX Rでも、WEB MAERT限定モデルで、カラーバリエーションが用意されるだけでなく、小型犬の写真をプリントした“ミニチュアダックス”などの「プリントキャンバス」と呼ばれる“ガラ”バリエーションも選べるようになる。
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