ココが「○」 |
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・厚さ9.9ミリ、重さ約780グラムの薄型軽量ボディ |
・第4世代Core Yシリーズ搭載で高性能と携帯性を両立 |
・無線キーボードと筆圧対応ペンによる快適な操作性 |
ココが「×」 |
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・バッテリー駆動時間がタブレットとしては短め |
・性能が高い半面、Atom Z系載タブレットより重い |
・ファンを内蔵し、放熱面はAtom Z搭載機より不利 |
ついにWindowsタブレットの進化はここまで来た――。
「VAIO Tap 11」は、ソニーが2013年11月16日に発売するWindows 8タブレットだ。CPUに「第4世代Coreプロセッサー」(開発コード名:Haswell)の中でも消費電力が低いYシリーズを採用し、性能と携帯性をかつてない高いレベルで両立している。
現在のWindowsタブレットで主流のAtom Z2760(開発コード名:Clover Trail)とは一線を画す高性能を備えながら、11.6型ワイドのIPS液晶パネルを搭載したボディで厚さ9.9ミリ、重さ約780グラムの薄型軽量ボディを実現しているのは見逃せない。
さらに、画面の保護カバーを兼ねる純正ワイヤレスキーボードが付属し、キーボード装着時でも厚さ14.15ミリ、重さ約1.15キロと携帯性を損なわず、スマートに持ち運べるのもポイントだ。筆圧検知に対応したデジタイザスタイラス(ペン)も付属し、指でのタッチ操作と合わせて、シーンに応じて入力方法を使い分けることもできる。
これまでのCore iシリーズ搭載タブレットといえば、「Surface Pro」のように本体だけでも1キロ近い製品が多かった。一方、薄型軽量のWindows 8タブレットといえば、Atom Z2760を搭載した製品で、32ビット版Windows 8しか使えないうえに性能面で物足りなさもあった。それだけに、VAIO Tap 11のスペックは魅力的に映る。
今回は発売に先駆け、店頭販売向け標準仕様モデル「SVT11218DJB」の試作機を入手したので、早速パフォーマンスや使い勝手をチェックしていこう。
まずは写真でVAIO Tap 11の概要を見ていく。
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