既報の通り、NECパーソナルコンピュータは、ラスベガスで開催中のCES 2016(米コンシューマエレクトロニクスショー)で、薄型軽量モバイルノートPC「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズの新モデルを参考出展している。今回はその実機を触れる機会に恵まれたので、写真とともに紹介しよう。
既存モデルの13.3型「LAVIE Hybrid ZERO」は、通常のノートPCスタイルで、ディスプレイを裏側にひっくり返すことで2in1を実現していた。しかし、今回の11.6型となる新モデルは、ディスプレイ部分が取り外せる着脱式に変更された。つまり、単体でWindowsタブレットとして利用できる。
通常、2in1で着脱機構を採用すると、どうしても重量が増えてしまう傾向にあるが、今回の新モデルはタブレット単体で500グラム以下、キーボードを装着しても1キロ以下と、驚異的な軽さを実現している。しかもタブレットとキーボード両方にバッテリーを搭載しているというのだから驚きだ。
実際に手に持ってみると、もはやモックアップ(中身のない製品見本)なのではと疑ってしまうほどの重量感で、軽さが際立っている。ボディにはマグネシウムリチウム合金が採用されており、軽量ながらも剛性を確保しているという。
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