マザーボードで目立っていたのは、MSIのLGA1200モデル「MPG Z490 CARBON EK X」だ。Intel Z490チップセット搭載のATXマザーに、EK Water Blocks製のウォーターブロックが組み込まれているのが特徴となる。EK Water Blocks製の液漏れチェッカー「EK-Leak Tester」もセットになっており、価格は5万5000円前後だ。
マザーボードとしては、PCI Express Gen3 x4/SATA接続のM.2スロットを2基備え、2.5GbEとWi-Fi 6+Bluetooth 5.1に対応する。背面にはDisplayPortやHDMIが各1基とUSB 3.2 Gen2が5基(うち1基はType-C)、PS/2、光デジタルオーディオ出力、2基のWi-Fiアンテナコネクタなどがそろう。
デモ機を展示しているオリオスペックは「CPUとVRM回りに絞った水冷構成で、こういうコラボモデルとしては割と買いやすいお値段なのがいいですね。システム全体の液漏れも手早くチェックできますし、水冷を始めるきっかけとしてもいいかもしれません」と評価していた。
続いて、新作のPCケースをチェックする。
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