Glotureの「GPlay-Moni(ジープレイ・モニ)」は、10.5型のモバイルディスプレイだ。実測でわずか237gという驚くべき軽さを誇り、バッグの中に入れて気軽に持ち歩けるのが売りだ。メーカーから実機を借用したので、レビューをお届けする。
まずは基本仕様をざっと押さえておこう。画面サイズは10.5型とコンパクトだ。アスペクト比は3:2で、画面解像度は1920×1280ピクセルと、縦方向に若干長いのが特徴だ。
視野角は178度でIPS液晶を採用しており、輝度は410ニト、コントラスト比は1500:1、応答速度は3msだ。タッチ操作には対応しない。こちらは一般的なモバイルディスプレイと大差はない。
スタンドはカバーと一体化したタイプで、画面だけでなく背面全体を覆うのが特徴だ。最近のモバイルディスプレイは背面に段差がある関係で、背面全てをカバーできる製品はごくわずかなので、この構造は珍しい。
ちなみに、このカバーはマグネット吸着式ではなくネジで止められており、分離することも可能だ。
本製品で特質すべきなのは、ずばり軽さだ。公称で約350gとなっているが、実測ではカバーなしで237g、カバーありでも408gしかない。画面サイズが10.9型と、本製品とほぼ同じ第10世代iPadが約477gあることを考えると、本製品がいかに軽いかが分かる。特にカバーを外して本体だけ手に持つと、あまりの軽さに落ち着かないほどだ。
接続方式はUSB Type-CもしくはminiHDMIで、本体には給電用のmicroUSBポートも搭載されている。さらにイヤフォンジャックを備え、側面にはデュアルスピーカーを内蔵するなど、音声出力の機能も充実している。
付属品は、USB Type-Cケーブル、miniHDMIケーブルに加えて、給電に使用するmicroB仕様のUSBケーブルが付属する。この他、USB Type-Aタイプの充電器も付属するなど、この手の製品として付属品は豊富だ。
それでは、ノートPCに接続してみよう。
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