ユニークの「UQ-PM13FHDNT-GL」は、13.3型のモバイルディスプレイだ。前年に発売された「UQ-PM13FHDNT-GL」のグレアパネルモデルという位置づけだが、薄型軽量なボディーなど、売れ筋となる要素を備えたモデルとなる。メーカーから機材を借用したので、レビューをお届けしよう。
まずは基本的な仕様を押さえておこう。画面サイズは13.3型、IPS液晶を採用しており、画面解像度は1920×1080ピクセル、視野角は170度、コントラスト比は1200:1、リフレッシュレートは60Hzとされている。パネルがノングレアだった従来モデルから、グレア調へと変更されている。タッチ操作には非対応だ。
ボディーはモバイルディスプレイにはよくある背面下部に段差があるデザインで、その盛り上がった下部を除いた背面と正面をぐるりと覆うカバーが付属する。使用時にはこれを展開し、スタンドとして使用する仕組みだ。
このようなカバーと一体型のスタンドを採用した製品の多くは、画面を覆っていた部分をボディーの下に敷き、その上に本体を乗せる仕組みだが、本製品は画面を覆っていた部分を背面に回し、ボディーを支えるという、かなり簡易な構造となっている。フットプリントが狭くて済む利点はあるものの、本体の置き場所を前後に移動させようとするとディスプレイがパタンと倒れてしまうなど、安定性は必ずしも高くない。
そんな本製品の大きな特徴は軽さだ。実測でわずか341g(公称値は約384g)、カバーとの合計でも588g(同654g)と、極めて軽量だ。本製品とほぼ画面のサイズが等しい12.9インチiPad Proが公称で約682gなので、いかに本製品が軽いかが分かる。可搬性を重視するならば最良の選択肢といっていい。
接続方法はUSB Type-CとHDMIの二択で、パッケージにはこれら2種類の接続方法に応じたケーブルが付属し、補助給電などに使うUSBケーブル、さらにはクリーニングクロスもセットになっている。全体的には充実した付属品の部類に入る。
早速、ノートPCに接続してみよう。
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