今週(5月26日週)、AMDから新しいCPU「Ryzen 7 8700F」と「Ryzen 5 8400F」が登場した。
共にRyzen 8000GシリーズをベースにしたGPU非搭載モデルで、上位の8700FはNPUを備え、AIエンジン「Ryzen AI」をサポートする。主な仕様と価格は以下の通りだ。
ラインアップ | コア | スレッド | 動作クロック | 内蔵GPU | 消費電力 | 価格(税込み) |
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Ryzen 7 8700F | 8コア | 16スレッド | 4.1〜5.0GHz | − | TDP 65W | 5万円弱 |
Ryzen 5 8400F | 6コア | 12スレッド | 4.2〜4.7GHz | − | TDP 65W | 3万3000円弱 |
多くのショップが、反響は「静か」だという。TSUKUMO eX.は「一世代前ながら、8700Fなら同じ価格帯でRyzen 7 7700Xが、8400FならRyzen 5 7600Xが買えますからね。クロック数やPCIeレーン数などを見比べて、圧倒的な優位には立ちにくい状況ではあるのが難しいところです」と話していた。
パソコンSHOPアークも「8700FはRyzen AIが使えるところにアドバンテージがありますが、そのアドバンテージが体感できる環境はまだ少なく……。今後の環境次第というところもありますよね」と先々の需要の動きを探りながら新製品を眺めていた。
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