Amazonタブレット「Fire HD 8」を画面付きスマートスピーカーとして使って分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、Amazonのタブレット「Fire HD 8」が新たに対応したAlexaのShowモードを試してみた。
Amazonのタブレット「Fire HD 8」に、画面付きスマートスピーカーとして使うためのモードである「Showモード」が搭載された。既に10型モデル「Fire HD 10」(10月30日には新型が発売予定だ)には搭載済みのこの機能、海外ではかなり以前から「Fire HD 8」でも利用が可能だったが、今回ようやく日本でも利用できるようになった。
タブレット「Fire」シリーズで音声アシスタント「Alexa」を利用するには、このShowモード以外にもう1つ、Alexaハンズフリーモードがある。7型モデルの「Fire 7」はShowモードには非対応でAlexaハンズフリーモードしか利用できないが、今回のFire HD 8はこの両方に対応しており、そういった意味でも実用性は高い。
今回は、同じShowモードでもFire HD 10におけるそれと違いはあるのか、具体的にどんな用途に向くのかを、実際に使いつつ探ってみた。
アップデートによって「Showモード」が自動的に利用可能に
Fire HD 8のShowモードは、Fire OSのバージョン6.3.1.2以降にアップデートすることによって自動的に追加される。起動方法は、画面上部の通知領域に表示されるトグルスイッチをオンにするだけだ。前述のアップデート後の初回起動時、Alexaを有効にしていれば、音声で「Showモードをオンにして」と呼びかけても起動できる。
次に、Fire HD 10との機能面での違いを見ていこう。
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