たれれったさんの鹿児島県の旅行記
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レンタカーでめぐる初めての鹿児島(2泊3日・3世代家族旅行)
- 家族(子連れ)
- 3人〜5人
- 温泉
- 史跡・歴史
大河ドラマ「西郷どん」視聴を機に、初めての鹿児島へ。 小学生からおばあちゃんまで3世代で楽しむレンタカー旅。めざせ「キホンの鹿児島」(←ただし薩摩半島東側と霧島限定)。 観光ポイントは、城山から見る桜島。知覧の特攻平和会館と武家屋敷跡、霧島神宮参拝がポイント。指宿温泉と、霧島近辺の安楽温泉で宿泊。 ひとつの観光地での見学時間をゆったりとっています。 マストの食べ物:黒豚のしゃぶしゃぶ。キビナゴ。しろくま(かき氷)。(うなぎはタイミングが合わず断念) マストの買い物:伝統工芸品好きとしては、少しお値段は張りますが薩摩切子と薩摩焼きは外せません。お土産はさつま揚げ。お弁当におつまみに、重宝しますよねさつま揚げ。 ゴールデンウイークなので、どこもかしこも混んでいました。特に食事場所は、事前に調べて予約などをしておくべきでした。ランチ難民になりました。 2泊3日で300キロも走ったのに、地図で見ると鹿児島のほんの一部しか回っておらず・・・。 結論。「見どころありすぎでしょ!鹿児島!」
東京ツウ たれれったさん 女性 / 50代
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- 2コメント
- 1日目2018年5月3日(木)
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11:00-12:00
鹿児島空港から送迎バスで5分ほど。 バスで一度に何組ものお客さんが着くので、手続き時は少し混み合います。 出車時に、契約事項の確認、車体の確認(キズの有無など)をしてからいざ出発。 ちなみに隣は「西郷公園」という観光スポットらしく、時間の都合で入園はできませんでしたが、大きな西郷隆盛像に見送られて出発しました。
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13:00-14:00
市内に着き、ガイドブックに載っている「黒豚しゃぶしゃぶ」のお店を回りましたが、どこも行列で、1時間待ち・・・。 そんな中、ここ「多聞」はすぐに入れました。 焼肉で人気のお店のようですが、どうしても豚しゃぶが食べたくて豚しゃぶを注文(ごめんなさい)。 他の方は、ランチのカルビ定食等、焼肉を楽しんでいました。 豚しゃぶ+野菜、うどんもついたセットで頂きました。野菜は大盛でお肉もそれなりにボリュームあり、おなか一杯になりました。 が、豚肉は冷凍でした・・・。たれはポン酢です。薬味で柚子胡椒、もみじおろし、小葱がついてきます。 店内はお座敷だけのようです。掘りごたつではないので、足の弱い人は難儀するかも? 4人掛けが7卓くらいありました(奥まで確認してないので、もっとあるのかも) お昼は、店員さんが1人体制のようで、ちょっと時間がかかりました。
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14:00-15:00
「鹿児島で絶対食べたい」リストに挙げた「しろくま」。 練乳がけのかき氷に、カステラやゼリー、フルーツが盛られた鹿児島独特のかき氷です。 15分ほど並んで店内で食べました。 味の種類は色々ありましたが、一番オーソドックスな「しろくま」にしました。ベビーサイズでも、かなりのボリュームなので十分満足。 レギュラーサイズはかなり大きそうで、周囲のひとはふたりでひとつを食べていました。 店先でテイクアウトも対応しており、こちらはすぐに購入できそうな感じでした。 店の前にベンチもあるのでテイクアウトしたらそこで食べられそう。
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15:00-16:00
西郷どん 大河ドラマ館
鹿児島市
2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」の特設記念館。期間限定で2019年1月半ばまでの開設です。 キャストのパネル紹介や、ドラマで使われた衣装、小道具の展示、西郷家や大久保家のセットの再現など。 出演者パネルとの記念撮影コーナーもあります。 (5月は吉之助(隆盛)、正助(利通)、糸、斉彬、篤姫がありました) ドラマを見ていれば雰囲気を楽しめますが、値段の割には内容がそれほどないかも・・・。
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16:00-17:00
うっそうとした道を歩いて急に開ける展望台の真正面に桜島が!ちょうど噴煙があがったタイミングで、モクモクと灰色の煙が上がっており、見事な眺めでした。 眼下には鹿児島市内が見え、その先に錦江湾、そして桜島。 桜島をバックに記念写真を撮ろうとしたら、逆光で顔はまっくらでした(笑)。木々が頭上を覆い傘のようになっているので時間帯が変わっても同じ状況になりそう。 駐車場から少し歩きますが、道は舗装されていて広いので、足が弱い方でも森林浴しながらゆっくり歩けば行けるかも。駐車場から展望台まで徒歩で10分弱くらいです。 駐車場の周囲にお土産屋さんもあります。
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16:00-17:00
読み方は「てるくにじんじゃ」です。 薩摩藩11代藩主・島津斉彬公を祀った神社です。鹿児島の方々が斉彬公に尊敬の念と親しみを感じていることが分かります。 社殿の脇には、パネル展示があり、薩摩藩に関する豆知識が紹介されています。 写真などを添えてコンパクトに分かりやすく書かれており、読みごたえがあります。 「照国神社」とだけシンプルでかっこいい御朱印でした。御朱印は300円納めます。 神社に隣接して、斉彬公の銅像が建てられています。
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17:00-18:00
街中にあり大通りに面しています。 照国神社から徒歩5分程度のところにあり、斉彬公を守っているような印象を受けました。 周囲はふつうに市街地なので、「こんなところに西郷さんが!」という感じで銅像があります。大通りをゆっくり走れば車窓からも見られそうです。
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19:00-
大浴場元禄風呂はひろびろとしており、いろんなお風呂が楽しめます。江戸時代の銭湯を模して造られているのでしょうか。なんだかタイムスリップしたような感じです。 脱衣所にはアメニティもそろっています。 砂蒸し風呂は、時間がなくて泣く泣く断念しました。 とにかく広い旅館で館内に工芸品の展示などもあるので、できるだけ早くチェックインすることをお勧めします。砂蒸し風呂や庭園散策も楽しめると思います。
- 2日目2018年5月4日(金)
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09:00-10:00
指宿白水館を10時にチェックアウトして、車で知覧へ向かいます。 本当は指宿周辺の観光(開聞岳を見たり、池田湖に行ったり)もしたかったのですが、今回は先を急ぎます。
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11:00-12:00
小中学生の子供たちに戦争の事を考えてもらいたいと思い、訪れました。 太平洋戦争末期、九州各地から沖縄等に向けて特攻機が飛び立ちましたが、中でも知覧の飛行場からの数が多かったとの事です。 遺影、遺書、遺品が所狭しと展示され、その膨大な数が、兵士の方々の人生の重みとなってのしかかってくるようです。 30分ほどの映像や語り部で当時の様子が紹介されます。映像では涙をこらえることができませんでした。 大勢の方が時間をかけて見学されていました。子どもたちも神妙な面持ちで見学していました。 館内は撮影禁止です。
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12:00-13:00
江戸時代、薩摩藩の統治システムとして各地に武家集落がつくられたとの事。そのひとつが知覧武家屋敷庭園として今に残っています。 入園料(大人500円・小中学生300円/2018年5月現在)で、7つの庭園を回れます。 (そのほかにも別途料金で見学できる庭園があるようです。私は入りませんでしたが) 庭園はさすがに武家屋敷らしく生垣や松、石灯籠が配置された、武張ったものです。季節によっては、梅やサツキが咲く庭園もあるとのことです。 5月の新緑の時期、青々と続く生垣や見事な枝ぶりの松や梅、苔むした石灯籠に囲まれていると凛とした空気を感じます。 遠く見える山(母ケ岳)を借景に、木々や築山を設けた造りとなっていて、ある庭園では「お庭は縁側に座って眺めるものですよ」と教えて頂きました。 縁側からみることを想定して設計されているのだそうです。 7つの庭園を全部回ると1時間程度かかると、最初に説明を受けましたが、万事のんびり見学する我が家は、半分くらい見学しただけで1時間近くを過ごしていました。 それだけ、各庭園で過ごす時間に趣があり、なかなか「パッと見てサッと帰る」ことができなかったということでもあります。 江戸時代の息吹を今に伝える貴重な一角です。
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15:00-17:00
さすがゴールデンウィーク。高速道路を降りてから仙巌園まで、ずっと渋滞でした。少し手前の駐車場に停めて歩いて向かいました。 島津家代々の庭園で、以前は「磯庭園」と言っていました。 錦江湾と桜島の景観とマッチングした庭園としての見どころが満載で、歩いているだけで風情を満喫できます。 薩摩の剣法・示現流(じげんりゅう)を映像やパネルで紹介する一角もあります。 薩摩の産業力を示す反射炉の跡もありました。 ここで2018年大河ドラマ「西郷どん」のロケも行われており、その放映場面を紹介した案内パネルもあちこちにありました。 そのほか、園内には土産物や軽食のお店も充実。きれいなお店がたくさんあります。 薩摩切子や薩摩焼、錫製品など伝統工芸品のお土産もここで買えます。 隣接して「尚古集成館」(本館・別館)、薩摩切子を扱う「磯工芸館」もあります。 空港ではあまり薩摩切子の種類がなかったので、買うならこのあたりがいいかもしれません。
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16:00-17:00
仙巌園のなかのお土産コーナー。このほかにも園内に素敵なショップが点在しています。 薩摩切子専門店もあります。
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15:00-17:00
仙巌園の園内は舗装されていて歩きやすいですが、ルートの後半はアップダウンがあり、途中から階段も多くなるので足の弱い方は前半の「本殿前」で桜島を眺めて、周辺の池などをめぐるだけでもいいかもしれません。
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16:00-17:00
豊富な展示品やパネルで、江戸から幕末にかけての薩摩藩の歴史と科学・技術・産業を学べます。映像コーナーもあります。 幕末の産業力のすごさは言わずもがなですが、そのほかでは参勤交代時の装備の展示が面白かったです。 宿泊先へ向かう時間が迫っており、別館は見られませんでした。 本当は1〜2時間くらいかけ、別館も合わせてゆっくりしっかり見学したい場所でした。
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17:00-18:00
伝統工芸品には萌えるたちなので、鹿児島旅行が決まった時から、絶対、薩摩切子を買うぞ!と決めていました。 今回時間がなく、工房には寄れませんでしたが、工房前の「磯工芸館」で薩摩切子製品を購入。 見ているだけでうっとりしてしまうほどです。色味も伝統的なものから新しいものまで、紅、金赤、青、緑、紫、黄色…最近では2色合わさったものまであるのですね。 素晴らしい、のひとことです。そのなかでも伝統的な色だと言われる紅のものを選びました。 同じ色、同じ意匠でもひとつひとつ手作りなので並べてみると表情が違い、選ばせて頂けました。大事にします。
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19:00-
霧島温泉郷 ホテル華耀亭 今宵、瀬音に癒されて
3月から4月にかけて霧島連山で噴火が観測され心配しましたが、こちらのお宿「華耀亭」は新燃岳からは15キロほど離れていて心配ないとのことで、周囲の道路も規制はされていませんでした。 このお宿で楽しみにしていたのは、川沿いにある露天風呂。 19時前について、ぎりぎり空に明るさが残っていたため、急ぎ15分程度、露天風呂からの山と川の景観、川のせせらぎの音を楽しみながら入浴しました。 川沿いの露天は男女入れ替え制で、夜か朝の時間帯のいずれかで楽しめます。夜はほとんど周囲の景色はわからず・・・でも夜空の星は見えました! 少しくすんだ色のお湯。鉄分があり湯にも鉄の匂いがしました。いかにも「温泉!」という感じで、湯量も豊富です。 夕食は部屋食。イセエビのしゃぶしゃぶが美味しかったです。山間の旅館ですが、お刺身など海の幸も豊富でした。
- 3日目2018年5月5日(土)
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10:00-10:00
霧島温泉郷 ホテル華耀亭 今宵、瀬音に癒されて
部屋食で朝食を頂き、10時にチェックアウト。 ここから霧島神宮へは車で45分ほどとのことで、新緑まぶしい山道をドライブしながら霧島を目指します。
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10:00-11:00
天降川温泉から車で数分、犬飼滝があります。展望駐車場があり、遠くから見られます。 木々の緑に囲まれ、高さもあり、美しい滝です。 近くまで行ける道もあるようですが、かなり高低差があるし歩く距離もありそうなので遠くから眺めるだけにしました。
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11:00-12:00
神話の地・霧島にありニニギノミコトを祀る神社です。 緑滴る境内を上ると朱塗りの社殿。極彩色の華麗かつ荘厳なお社は、とても美しいです。 「君が代」に謳われる「さざれ石」もありました。 各国からの観光客で混んでいて、参拝まで20分ほど並びました。 駐車場から階段が多いので、足の弱い方はゆっくりと時間を多めにとって。 大駐車場の脇にはお土産屋さんもあります。
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11:00-11:00
霧島神宮は、手水舍でさえも風格があります。 周囲が苔むしていて、流れてきた時間を思わせます。
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11:00-12:00
社殿のひとつひとつの装飾も、趣があります。 霧島神宮は「西の日光」とも呼ばれているそうです。 御朱印には「天孫降臨之地」と書かれていました。神秘的ですね。 展望台からは、はるかに桜島を見ることができます。
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12:00-13:00
食事に立ち寄りましたが、混んでいて10数組待ちだったので断念。お土産だけ買って帰りました。 高台にあり眺望も良さそうなので、できればランチをここで摂りたかったのですが残念。
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13:00-13:00
霧島神宮から鹿児島空港に向かう途中で立ち寄れます。温泉が流れる滝です。 駐車場は5台分ほど。 展望台への道は落石でふさがれていて、対面の道路わきから見学しましたが、それでもかなりの迫力。 風向きによっては水しぶきが流れてきて、硫黄(硫化水素)の匂いもします。 滝壺は、美しいエメラルドグリーンでした。 途中にあるのでふらりと立ち寄っただけですが、温泉の匂いと相まってインパクト大!で楽しめました。
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14:00-14:00
隣接する西郷公園の西郷さんの銅像(背中)を見て「戻ってきたな〜」と。 鹿児島空港⇒鹿児島市内⇒指宿⇒知覧⇒鹿児島市内⇒安楽温泉(天降川温泉)⇒霧島神宮⇒鹿児島空港・・・の行程、2泊3日で総走行距離約300キロでした。
レンタカーでめぐる初めての鹿児島(2泊3日・3世代家族旅行)
1日目の旅ルート
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- 家族(親と)
- 3人〜5人
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