金星探査機「あかつき」(PLANET-C)とは
|
2010年5月に打ち上げられた「あかつき」は、金星大気の謎を解明するために開発されました。赤外線、可視光線、紫外線で金星大気を撮影する5台のカメラと、気温などの高度分布を観測するための機器を備えており、大気の流れや組成、雷や火山活動の有無などを調査します。これまで「あかつき」を用いて様々な成果が発表されており、例えば京都産業大学の研究チームが世界で初めて金星の高度40~85kmにおける気温の高度分布を全球的に取得したり、JAXA、北海道大学、東京大学、立教大学などの研究チームが、長年謎だった金星大気の高速回転(スーパーローテーション)がどのように維持されているのかを明らかにしました。 2010年5月21日打上げ |
---|
プレスリリース
一覧-
- 2021年7月22日 12:30 プレスリリース
- 金星探査機「あかつき」の観測成果論文のNature誌掲載について
-
- 2020年4月24日 09:30 プレスリリース
- 金星探査機「あかつき」観測成果論文のScience誌掲載について
金星周回軌道投入の再実行と成功について
2010年5月、「あかつき」はH-IIAロケット17号機によって打ち上げられました。 2015年12月7日、姿勢制御用エンジン噴射による金星周回軌道への投入を行って成功しました。 |
|
---|
特集
2014年4月22日
炎の中から蘇る金星探査機「あかつき」
中村正人
2013年7月24日
「私たちのミッション2013」JAXAプロジェクトマネージャ アンケート
2011年4月
チームリーダが語る私たちのミッション
2009年12月28日
JAXAの太陽系惑星探査
パンフレット・ペーパークラフト
- 金星探査機「あかつき」(371KB)
- 1/30スケールペーパークラフト(540KB)