” 買う ” ことだけに注目した利回り重視の本が多い中、不動産を
” 運営する ”
” 運用する ”
視点について深く考えさせられる本である。かつてのバブル期のように、キャピタルゲインが狙えない今、不動産投資は長期投資が基本。 『 はじめに 』 には、藤澤氏の考える不動産投資10か条の一部を抜粋させて頂くと、
『 長期的に成約家賃価格を維持できることが大事 』
『 メンテナンスでケチらない 』
とある。目先の利回りにとらわれず、あくまで長期に渡って実際に家賃が取れる運営をしていくか?が不動産投資の成功の秘訣となっていくだろう。
- 投資判断を行う上でのDCR ( 債務回収比率 )、NOIといった指標も分かりやすく説明してあること
- 表やグラフによって比較して物事を理解しやすく工夫されていること
など読者への思いやりが感じられる1500円で大満足な1冊である。