十九年間保有した、年老いた母の物件を売却シタ。
六気筒のアパートメントだ。
建物もまだしっかりしている。
少し惜しかったが、潮時だと思った。
三年位前から、徐々に売却を考えていた。
六十代後半で大家になった母も、もはや、八十代後半と、オトナになってしまった。
最初の十年は、ほぼ満室だったが、徐々に入居率が低下。
空室募集する時、家賃も下がっていった。
若干のリフォームを必要としたが、身内とはいえ、自分の物件ではナイので、さほど気力が出ない。
下降トレンドの地域でもあった。
何よりも、家から遠い。
☆遅滞作戦
物件を売却するにしても、焦ってはいけない。
ゆっくりと、徐々に売却するのだ。
この作戦で参考になった本は、「沖縄決戦-高級参謀の手記―」八原博通(中公出版)。
首里から摩文仁へ、日本軍が戦いつつ、大移動する時の考えを、不動産に応用シタ。
・売却活動
二年ほど前から、この金額で売れたらいいな、という金額で、地元不動産業者に、販売広告を出してもらっていた。
買値の約1.3倍の金額だった。
担当者も最初の半年は熱心だったが、途中から連絡が来なくなった。
反応も薄かった。
ワタクシも、すっかり忘れていた。
☆やる気のある業者に依頼
昨
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