今期は青森や山形などで災害級の大雪が降っている一方で、僕の投資エリアの滋賀や富山は雪が少なくて助かっています。新築を建てている最中なので、外構が無事にできるだろうかとビビりながら過ごしております。
まだまだ冬は続くので、最後まで油断せずに残り2カ月の繁忙期を駆け抜けようと思っています。
■夢の車が納車される
年末に2年前に予約していた夢のランクル300が納車されました。35年前の高校生だった頃、金沢の新竪町商店街の古着屋でバイトしていた時に店長のお兄さんが事業で成功され、納車されたのがランクル80という車でした。
人生で初めて乗せてもらった新型SUVのエンジン音や新車の香りに大興奮したのを今でも覚えています。
ランクルの助手席に乗せてもらい、店長の家族と一緒にキャンプやスノーボードに連れて行ってもらいました。いつか自分も成功したらランクルに乗って、仲間とキャンプやスノーボードに行こうと心に決めた35年前でした。
少し時間はかかりましたが、51歳でその夢を叶えることができました。お陰で天気の良い平日の午前中は、山にスノーボードに行ってローカルの方々と過ごす毎日です。
そういえば、今年から「yukiyama」というアプリをはじめました。ハンドルネームniino、IDはw4bXrAz3V9vです。フォローしてもらえれば、どこのスキー場のどのコースを滑っているのか?をリアルタイムで確認することが可能です。
昨年、家の近所に民泊をオープンさせたので、仲間が遠方から泊まりで滑りに来てくれます。先日も京都のとくさん(仮名)家族が来てくれました。大雪の中、とくさん家族を乗せてランクルで滑りに行ってきました。
実は今回、人生で初めての新車を人生初めてのローンで買いました(いつも車は安いものを現金で買っていた)。今回はそのことについての考察をコラムにまとめたいと思います。
■投資家らしく法人で融資を受けて減価償却を利用する
今回の車は、富山県への往復や民泊の送迎、アパート見学会でもフル活用しているので法人で買いました。
自動車の法定耐用年数は普通車の場合は6年です。個人事業主の場合の減価償却は原則として定額法ですが、法人の場合は定率法で減価償却することが認められています。
今回のランクルはオプション込みで乗り出しが約850万円だったので、定額法だと6分の1で1年の償却が約141万円になりますが、定率法なら33.3%なので約283万円となり倍の償却が取れます。
ここで注意が必要なのですが、減価償却は月割りなので6月決算の当社だと12カ月中8カ月分の減価償却になります。そのため、1年目は定率法でも約188万円の償却となりそうです。
法人で税金対策として中古車を購入するなら、売却益が出る事業年度の初めの月に購入するのが有効です。1年分を経費計上することができるで、メリットを最大限に活かすことができます。
融資は、保証協会付き設備資金で借りることにしました。フルローン10年1.35%で借りられたので、月々の支払いは約8万円です。約8万円のうちの利息の1万円も経費になります。
偶然なのですが、7年前に500万円で買った戸建ての返済が同月に終わりました。戸建ては7万円で貸しているので、そのままランクルの返済に充てられそうです。これで心の賃貸併用マイカーの完成です。
これまでは、4年以上経った100万円前後の車を法人で買って、定率法を使い1年で100%経費にしてきました。年齢が50歳を超えて法人も大きく育ってきたことから、今回はリセールも考えながら高級車を賢く減価償却とローンも使いながら購入を決めました。
■リセールの良い車に乗ろう
乗りたい車に乗ることが一番大切です。ランクルは偶然にも乗りたい車とリセールの良い車が一致しましたが、投資家としては価値が下がりにくい車に乗る工夫も必要だと思います。
詳しくは、健美家の「その道のプロ」に出ている札幌の投資家・下山綾さんのコラムが役に立つと思います。車を買う予定がある方は、必ず読むことをお勧めします。
参照:狙いはリセールバリューの高い車。大家さんのための賢い車の買い方
一般的な国産車は3年後の販売価格が新車価格の半分程度と言われているので、これが目安になります。価値が下落しにくいのは、SUV系で人気のモデルや人気のカラー(白や黒)、人気のオプションが付いているものだそうです。
逆に大型排気量のセダンは、初めの3年間の値下がりが大きいので加藤ひろゆきさんが乗っているレクサスLSやベンツSクラスなどの大型セダンを利益が出る年の期初めに5年落ちくらいで乗るのは、最高にお得な乗り方と言えます。
いま新車で買って価値が下がりにくい車は、ランクルシリーズやハリアー、レクサスLXやRX、ベンツのGクラス、ランドローバーディフェンダー、ジムニーシエラなどでしょう。周りの投資家でこの車に乗っている人が多いのが納得できます。
■新車に乗ってみて思ったこと
人生初めての新車に乗ってみると、想像していた10倍以上楽しくて、ご機嫌に乗り回しています。最新の設備は使いやすいですし、乗り心地も最高です。気が付けば2ヵ月で5,000㎞以上乗っていました。
一部の投資家は、減価償却だけを取るためにリセールを気にしてガレージに大切に保管していると耳にします。
しかし、車は法人で利用していない場合は、車屋なら在庫として持つことは可能ですが、不動産賃貸業の法人利用の場合はきちんと動かして法人利用していない場合は減価償却を否認される可能性もあります。
ということで、普通に乗り回しているのですが盗難も心配なので自宅ガレージには防犯カメラを数台設置して、車載セキュリティを組みました。また、保険には新車だけしか入れない新価特約もオプションで付けました。
ちなみに、良い事ばかりではありません。幅が2メーターとかなり大きいので移動経路は道の広いところに限ります。泊まるときも駐車場が広いホテルで、セキュリティのしっかりしたホテルを取るようになりました。
燃費も当初想像していたよりも悪く、ハイオクでリッター6くらいしか走りません( ;∀;)。保険料や重量税の価格は覚悟していたのですが、実際は1カ月のガソリン代だけで10万を超えたのは想像以上でした。
排気量が大きいのでオイル交換などのランニングコストも思った以上にかかります。運転にも気を遣う毎日ですが、それでも人生で一番乗りたかった車に乗ることができて本当に良かったと思っています。
■皆さんは未来にどんな車に乗りたいですか?
人生で1番高い買い物がマイホームで、2番目に高い買い物がマイカーと言われます。地方では車が一人に1台ないと困るというエリアもあります。うちの両親も後期高齢者になりましたが、一人1台を乗り回しています。
地方住みの方は成人してから老後まで、約60年車に乗ることになります。6年に一回乗り換えたとしても、10台以上です。
自分も成人してからの30年で、ダイハツミラ、三菱パジェロ、マツダボンゴフレンディ、トヨタVOXYを2回、日産セレナ、ホンダオデッセイ、ベンツSLKと8台の車体に乗ってきました。
いずれも年式5年以上の車体の中から、価格重視で選んできました。安く買うために個人売買が半分以上です。これまでの7台の購入金額は合計で約850万円。コスパ重視で乗ってきたからこそ、今回の満足感があるのだと思います。
エアコンが効かない車やパワステの壊れた車、高速で80キロしか出ない車たちは本当によく壊れました。よくDIYで直していました。でも、そんな経験も今から思い出せば最高の資産です。
あの時に節約して貯金したお金で土地を買ってアパートを新築してきたから、今という未来を創ることができました。
皆さんは未来にどんな車に乗りたいですか?その日に向けて、行動を続けていきましょう。