Anker Nano Ⅱ 45Wレビュー|最大45W 4cm角のUSB-C充電器はバランスタイプ
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この記事で分かること
- Anker Nano Ⅱ 45Wについて
- 持ち運びに便利な最大出力45W充電器について
- Ankerの新技術のGaN Ⅱ充電器の第1号について
ボクは365日中360日以上はMacBookを使用しています。同じくほぼ毎日使用しているのが充電器。
充電器といっても様々な種類があります。高出力なものから低出力なもの、さらには1ポートから4ポートまで多種多様です。
外出時にノートPCと共に連れ添う中として、最適と言える充電器といえば高出力かつミニサイズで1ポートないし2ポートの充電器と言えます。
外出時にまとめて3台も4台もデバイスを充電することってほぼないからね!高出力だと持ち運べるようなデバイスほとんどに対応しているよ!
今回ご紹介する「Anker Nano Ⅱ 45W」はAnker社がGaNのさらに上を行く技術を投入して、GaN Ⅱという最新テクノロジーを投入した新たなプロダクト製品の第1号。
とてつもなく小さく、パワフルな充電器に仕上がっています。
では、本記事『Anker Nano Ⅱ 45Wレビュー|最大45W 4cm角の小さな巨人USB-C充電器』のレビューを書いていきます。
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Anker Nano Ⅱ 45Wの特徴
「Anker Nano Ⅱ 45W」は4cm角という非常にミニマムサイズでありながら、MacBook Proまで充電できる45Wの高出力の充電器。
本機の特徴を下記の通り、サッとまとめました。
- Anker社 新技術のGaN Ⅱを搭載
- 30Wと60Wの中間でバランスタイプ
- 従来モデルより小型化に成功
- 小型モデルでは実現出来なかったプラグ収納が可能になった
- 新モデルとなりデザインが一新して高級感UP
充電器の45W型ってスマホの充電からノートPCまで充電できてなおかつ大きくないから、バランス良くてオールマイティで使いやすいよね!
製品仕様は見たい方だけクリックして確認してくださいね。
「Anker Nano Ⅱ 45W」の入力電圧は100-240Vなので、アメリカ、ヨーロッパでもそのまま使用できます。
では、Anker Nano Ⅱ 45Wレビューをしていきます。
Anker Nano Ⅱ 45Wのレビュー
パッケージも一新。
裏面はいつもの英語ではなく日本語表記で読みやすい。
化粧箱もより厚みを感じるようになり、パッケージ蓋は片観音開き仕様で、従来型の充電器と比較すると高級感が増しています。
パッケージはAnker社のSoundCore Liberty Air系と似通った形状だね!
内容物
Anker Nano Ⅱ 45W本体とユーザーマニュアルの2点が同梱されています。
外観/デザイン
本体正面にUSB-C(PD対応)が1ポートでまわりはアルミのような素材。Anker製品の白や黒のイメージと打って変わって、ブラックに近いグレーと薄いグレーカラーのツートンカラーで近未来感を強く感じる仕上がり。
艶なしマット加工で傷がつきにくそうな印象を受ける。側面には「Nano Ⅱ 45W」の文字が薄く入っています。
手のひらにコロンと乗るゴルフボールサイズで、サラサラ感が気持ちよく、指紋がかなり付きづらい素材で仕上がっているのが嬉しい。
背面にあるプラグは出し入れ可能になっており、従来型よりさらにコンパクトな形状にして持ち運ぶことが可能。
持ち運びを前提で考えているなら、軽くて小さいはありがたい要素!
プラグ部分には細かく充電規格などが記されています。
いや〜指でつまんで感じるけど、えっ?!これが45W!!って驚くサイズ感!
サイズ/重量
実際にどれくらいのサイズ感なのか、下記の2通りを順に画像付きでわかりやすく比較しますね。
- Apple純正充電器
- Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W
先にApple純正充電器とサイズを比較。
Apple純正充電器とサイズ比較
Apple純正充電器の61W、30W、10Wのどの充電器よりも「Nano Ⅱ 45W」が一番小さいサイズ。並べてる時に正直ビックリしました。
ただ、厚みは一番あります。あるといっても約4cmほどなので気にはなりません。
本当にゴルフボールをやや四角したようなサイズ感なのに、45Wというパワフルさは反則だわ。
次に同社AnkerのPowerPort Atom Ⅲ Slim 45Wの同出力帯と比較とサイズ比較をします。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim 45Wとサイズ比較
長さや横幅は1/2くらいスケールダウンしています。この角度からサイズを見るとマジで引くほど小さい。
対して、高さは約2倍ほど大きくなっています。もともと超スリムな「PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W」充電器と比較して、むしろ2倍のサイズ感で収まっているというNano Ⅱ 45Wの強さ。
本機の「Nano Ⅱ 45W」は約68g
「Atom Ⅲ Slim 45W」は約85g
同出力帯でも重さが約17g前後軽くなっているので、持ち運びがこれまでよりもさらに楽になります。
ビックリするくらい軽いね!
- 横幅:3.5cm
- 奥行き:3.8cm
- 高さ:4.1cm
- 重量:約68g
Anker Nano Ⅱ 45Wで充電して出力チェックしてみた
MacBook Pro 13インチ2017を充電して「Nano Ⅱ 45W」の出力チェックをします。
テスターで計測。約42Wほどの出力で安定しています。ほぼほぼ40W超えを維持していました。
MacBook Pro 13インチ2017の充電スピードはこんな感じ▼
※PhotoshopやPowerPointなどCPUを消費するアプリを結構立ち上げている状態▲
MacBook Pro 13インチは本来61WのApple純正充電器で充電を行いますが、本機の45Wでも使用しながらの充電で、充電を行うことができます。
MacBook以外のノートPCにもほぼ対応できるよ!
MacBookが充電できるので、当然iPhone(スマホ)やiPad(タブレット)も急速充電することが可能です。
注意点
「Nano Ⅱ 45W」を使用するには、上画像のような45Wに対応している「USB-C & USB-C」や「USB-C & ライトニングケーブル」が必要。
USB-C & USB-C
USB-C &ライトニング
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Anker Nano Ⅱ 45Wを使用してみて良かった点
- とにかく小さいのにパワフル
- プラグが収納できる
- コンセントで他の充電機器と干渉しない
- 高級感があるため所有欲が満たされる
実際に使用してみて感じた「Nano Ⅱ 45W」の良かった点4点を順に確認します。
1.とにかく小さいのにパワフル
やっぱり30W出力の充電器にはない力強さを感じることができるのが、この45Wタイプの最大の魅力。
MacBook AirなどのノートPCだと30Wで早く充電できるのですが、MacBook Pro13インチだと45W〜60W程ないとちょっと厳しい。
当然スマホやタブレットの充電も可能なので、このコンパクトボディから解き放たれるパワフルな出力でオールマイティーな充電器を演出してくれます。
持ち運べるデバイスをほとんど充電出来て、かつコンパクトだから45Wタイプの充電器って本当に人気よね!
2.プラグが収納できる
上画像手前のAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wはプラグが収納できないタイプ。
プラグが出ている状態だと全長は本機の「Nano Ⅱ 45W 」のほうが大きいです。
しかし「Nano Ⅱ 45W 」のプラグ収納後はなんと「Nano 20W」より小さくなるという怪奇現象?が起きます。
上記の通り、出力が半分以下のNano 20Wより、本機の「Nano Ⅱ 45W」の方がコンパクトに収まるとんでもない設計…プラグ収納できるのはやはり正義。
これ普通にすごくない?!
3.コンセントで他の充電機器と干渉しない
Nano 20Wと隣あわせでコンセントに
挿してみる
本機の「Nano Ⅱ 45W」の場合は干渉しないため、2台とも充電器が使用可能。
「Atom Ⅲ 45W」の場合は横幅が大きいため、干渉してしまい使用不可に。
本機の「Nano Ⅱ 45W」はほぼ正四角形で4cm角という、規則性のあるサイズも使いやすいという結果になりました。
隣と干渉すると、どれだけ高性能でも使えないから『宝の持ち腐れ』になるよね!
4.高級感があるため所有欲が満たされる
充電器って性能に魅了されることはあっても、外観に魅了されることってあまりないのですが、「Nano Ⅱ 45W」は別格。
重厚感+高級感をめっちゃ感じるんよね!でも持つと軽いっていう。これを実現するのって結構難しいと思う。
重厚感や高級感って軽さとトレードオフ的なところがあるはずなのですが、本機の「Nano Ⅱ 45W」に関しては、共存しているのでただただすごいな〜と感心せざるを得ないです。
たかが充電器かもしれませんが、されど充電器。
性能面もさることながらビジュアルからも所有欲を満たしてもらえるのは嬉しい。
Anker Nano Ⅱ 45Wを使用してみて気になった点
- 壁に備え付けコンセントは本体がやや飛び出る
- 予想より本体が熱くなった
では「Nano Ⅱ 45W」で気になった点を確認します。
1.壁に備え付けコンセントは本体がやや飛び出る
「Atom Ⅲ Slim 45W」と比較して、本機「Nano Ⅱ 45W」はコンパクトだが、スリム型ではないので壁のコンセントに挿すと飛び出てしまいます。
よって、壁とモノの隙間に設置するには不向きな形といえますね。
狭いところに設置するなら『Atom Ⅲ Slim 45W』のほうがオススメ!
PowerPort Atom Ⅲ Slim 45Wのレビューを見る
2.予想より本体が熱くなった
本機から投入された新技術のGaN Ⅱにより、充電中は本体が全く熱くならないのでは?と予想していましたが、いつも通りの発熱はありました。
決して、熱すぎる!とかではなく、熱くならないのでは?という期待値に対してなので気になった点というより、期待しすぎた?ってのが正直なところ。
※追記→気になったので実際に温度を測ってみました。
「Anker Nano Ⅱ 45W」を使ってMacBook Pro13インチを使用しながら充電して、負荷を掛けた状態で何度か試しましたが、だいたい36~39℃くらいの間で稼働していました。
30℃台で落ち着いているから、全く問題ないね!
Anker Nano Ⅱ 30Wと45W・65Wの違い
Anker Nano Ⅱ 30Wと45W・65Wの違いは、下表を確認すると重要な部分は比較できます。
製品名 | NanoⅡ30W | NanoⅡ45W | NanoⅡ65W |
サイズ | 横幅:3.2 奥行:3.0 高さ:2.8 | 横幅:3.5 奥行:3.8 高さ:4.1 | 横幅:4.4 奥行:4.2 高さ:3.6 |
重量 | 約47g | 約68g | 約112g |
プラグ収納 | ✕ | ◯ | ◯ |
USB PD対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
PPS対応 | ◯ | ◯ | ✕ |
出力ポート | USB-C×1 | USB-C×1 | USB-C×1 |
おすすめ 充電デバイス | iPhone◯ iPad◯ MacBook Air◯ MacBook Pro13✕ | iPhone◯ iPad◯ MacBook Air◯ MacBook Pro13△ | iPhone◯ iPad◯ MacBook Air◯ MacBook Pro13◯ |
最大出力 | 30W | 45W | 60W |
価格 | 約2,990円 | 約3,390円 | 約3,990円 |
もっと詳しく知りたい方はAnker NanoⅡ65Wレビュー内にある「Anker NanoⅡ65W・45W・30Wの比較」を確認してくださいね。
Anker Nano Ⅱ 45Wのレビューまとめ
本記事は「Anker Nano Ⅱ 45Wのレビューまとめ」についてわかる部分を書きました。まだ手に入れて1日半なので、今後なにか有りましたら追記していきます。
「Anker Nano Ⅱ 45W」はロマンがたっぷり詰まったオールマイティーな活躍ができるコンパクト充電器ということ。
従来モデルと異なり、プラグまで収納できるようになり、さらにデザインが一新されたことはMacBookやWindowsのノートPCを使っている人間としては非常に嬉しく思います。
またiPadのようなタブレットにも相性の良い充電器と言えます。
GaN Ⅱの新技術を搭載した「Anker Nano Ⅱ 45W」を皮切りにAnkerは充電器の新たな時代に突入しそうですね。
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