Anker SoundCore Liberty Air2 レビュー|通話と音楽共に高品質。完全ワイヤレスイヤホンでワイヤレス充電可能
※当記事内で紹介しているリンクは一部Amazonアソシエイトリンクがあります
こんにちは!コビガジェライフのこびぃです。
この記事で分かること
- Anker『SoundCore Liberty Air2』について良い点や気になる点
- Anker『SoundCore Liberty Air2』購入後の初期設定
- ワイヤレスイヤホン初心者から中級者におすすめのイヤホンのこと
ワイヤレスイヤホンが主流になり、今では違和感がなくなりましたね。ちなみにボクは現在メインで『AirPodsPro』を使用しているのですが、今回Anker『SoundCore Liberty Air2』を購入しましたので、ご紹介します。
はっきりいってイヤホン部門Amazon1位の売上の『SoundCore Liberty Air2』は伊達ではなかった。これは買い!
SoundCore Liberty Air2を購入した理由は下記の通り
- リモートでイヤホンを使用するケースが多くなった
- 『AirPodsPro』だけだとバッテリーが持たないときがある
- Amazonで一番評判の良いイヤホンを使用してみたかった
- コストに対して、高クオリティのイヤホンを使用してみたかった
上記の理由に該当するワイヤレスイヤホンがAnker『SoundCore Liberty Air2』だったということ。
※『SoundCore Liberty Air2』は『SoundCore Liberty Air』の正当進化版です。
正直結論から言うと、サブ機で買ったにも関わらず1万円を切っているイヤホンとしては王者なのでは?というハイクオリティなイヤホンでした。
- 価格:ブラック7,999円(税別) / ホワイト9,999(税別)
- 発売日:2019年11月27日
- cVc8.0ノイズキャンセリングに対応
- ワイヤレス充電(Qi)対応
- イヤホンのみで再生時間7時間
- 充電ケースこみで再生時間最大28時間
- 7サイズに対応
- HearID対応
アクティブノイズキャンセリング機能はないけど、この価格帯でかなり内容も充実しているヨ
それでは本記事『Anker SoundCore Liberty Air2 レビュー|通話と音楽共に高品質。完全ワイヤレスイヤホンでワイヤレス充電可能』を書いていきます。
その名も『SoundCore Liberty Air2 Pro』です。音質・通話共に向上しており、さらにANCノイズキャンセリングつきのコスパ最強完全ワイヤレスイヤホンの一角です。
『SoundCore Liberty Air2』の特徴
今回ご紹介するAnker『Soundcore Liberty Air 2』はAmazonイヤホン・ヘッドホンカテゴリランキングの1位を獲得しています。
あの巨大マーケットで1位を獲得するAnkerのマーケティング力と製品力はさすがやね。
しかも、高評価の割合が高いから大半の方は大満足しているんだろうネ
SoundCore Liberty Air2のスペック
商品名 | SoundCore Liberty Air2 |
メーカー | Anker |
役割 | ワイヤレスイヤホン |
サイズ 充電ケース | (約)55mm×45mm×20mm |
重さ イヤホン&充電ケース | (約)53g |
充電端子 | USB Type-C |
防水規格 | IPX5 ※いかなる方向からの水の直接噴流によっても 有害な影響を受けない |
通信方式 | Bluetooth5.0 |
再生可能時間 | 最大28時間※充電ケース使用時 最大7時間※イヤホンのみ使用時 |
充電時間 | イヤホン=約1.5時間 充電ケース=約2時間(USBケーブル充電) 充電ケース=約3.5時間(ワイヤレス充電) |
防水規格も優秀!
始めて購入するワイヤレスイヤホンだとしたらめちゃくちゃ性能が高い製品だネ!
SoundCore Liberty Air2の開封レビュー
早速開封をしていきます。
外箱/内容物
外箱
Ankerといえば、モバイルバッテリー・充電器というのは一昔前の話になってきたね。って言えるような外箱の仕上がり。質感も良く、かなりカッコいいです。
iPhoneが流行り始めたイチ化粧箱500円って騒がれていたことを思い出すかのように化粧箱全体から高級感を感じます。
日本語が多いのもありがたいですね。グローバル企業なので、英語表記のみの外箱もあるのでボクみたいなチンチクリンにはありがたい仕様です。
裏面下部を確認していると、イヤーピースの多さに笑いました。
内容物
横開きで開封
磁石で蓋と外箱側面が接地していました。
開けてすぐこのイケメン登場からの読まなくても雰囲気で伝わるSoundCore Liberty Air2のワイヤレスイヤホンとしてのポテンシャル
7,999円のイヤホンとは思えない細部へこだわりを感じます。まだ本丸(イヤホン)に突入していないのに…このワクワクさ。
まさにこのヒゲダンディズムな表情になりながら箱をおもむろに開いています。
いやいやイヤーピースの量よ!笑
イヤ―チップイヤホンサイズは、『XS / S / S+ / M / M+ / L / XL』の7サイズ!本体にはMが付いてるよ!
内容物はSoundCore Liberty Air2本体含め、下記の通り6点です。
- SoundCore Liberty Air2本体
- SoundCore Liberty Air2充電ケース
- イヤーピ−ス 7サイズ
- USB-C to USB-Aケーブル
- クイックスタートガイド
- 安全マニュアル
本体外観/デザイン
カラーバリエーションはブラックとホワイトがあり、本記事のLiberty Air2はブラックです。マットな質感がより高級感を引き立て所持欲を満たしてくれます。
純粋なブラックというより、Apple製品で同じみのスペースブラックのような色味で、チープさは無いです。
表面も裏面も無駄な情報が一切ないので、めちゃくちゃ良いです。ケースのつなぎ目はAirPodsProよりシンプルで個人的にはLiberty Air2のほうが好きですね。
ケースの厚みは約2cmなので、胸ポケットやズボンの前ポケットにもすっぽりいれることができるサイズ感。お出かけ時の荷物を減らしたい方にはピッタリのイヤホンではないでしょうか。
マグネットもあるため、落ちにくい仕様になっているのもGoodで。
充電ケースを開ける
早速ペアリングを行うためにイヤホン本体の頭頂部がキラリと光っています。(この輝き…既視感)
バッテリーインジケーターはLED3灯ライトで確認できます。本体マットブラックに白色LEDなのでパッと見てすぐにわかります。
LED点灯 | バッテリー残量 |
---|---|
1点灯 ○●● | 1%〜30% |
2点灯 ○○● | 31%〜70% |
3点灯 ○○○ | 71%〜100% |
イヤホンの内側にL(左耳)とR(右耳)が印字されているので、耳に着けた状態で他人からは見えず、自分では確認しやすい仕様になっています。
Liberty Air2の見た目の特徴はなんと言ってもこのイヤーピースの赤オレンジ色がほんのり見える部分。個人的に好きなコントラストの組み合わせ。
車でいうと、ブラックホイールに赤いブレーキキャリパーのような上品なスポーティーなイメージがあります。
イヤーピースはカナル型なので、耳穴を完全にふせぐ密着型です。カナル型かインナーイヤー型は好き嫌いがわかれるところなので、カナル型が嫌ならその時点でLiberty Air2は避けておいたほうが良いでしょう。
イヤホン下の金属部分が充電ケース内にある端子と接地することにより、充電される仕組みです。この端子があるからこそ、有線ケーブルを用いて急速充電にも対応できる仕様になっています。
重量/サイズ感
重量
本体サイズまとめ
- 重さ:42.5グラム※ケース 5.2グラム※イヤホン1つ
- 横幅:5.5cm
- 奥行:4.5cm
- 厚み:2.0cm
イヤホン本体の5gはワイヤレスイヤホンではよくある標準の重さです。耳につけていても気にならない重量です。
充電ケース内に左右のイヤホンを収納しても約50gなので、卵1個同等の重さなので外出時に全く苦にならないサイズ感。
サイズ感
充電ケースは手のひらサイズ、いちご大福くらいです。
イヤホン本体はAirPodsProやAirPodsににている形状です。決してうどんとは言わせない
イヤホンのフィット感は疲れにくいフィッ感がありますが、遮音性がずば抜けて高いわけでも低いわけでもありません。「カナル型ってこれこれ」ってなる感じです。
SoundCore Liberty Air2はさすがのAnkerバッテリー
Ankerと言えば『バッテリー』『充電器』が頭をよぎります。
現在Liberty Air2を始めワイヤレスイヤホンや掃除機、プロジェクターなど様々な家電・ガジェットに展開してきており、この根幹を支えているのがAnkerの強みのバッテリーや充電部分。
Liberty Air2も例外ではありません。
ほんまロマンを感じる企業だわ。
充電ケースとイヤホン本体で28時間も音楽を楽しんだり、通話を行うことが可能です。リモートワークやリモート会議が増えている今の時代にドンピシャです。
充電ケースを使わずとも、イヤホン本体は7時間充電が持つと言われています。さらに充電はワイヤレス充電(Qi)とUSB−Cケーブルを用いて急速充電できるので非常時にも便利です。10分で2時間分の充電可能
日/3時間使用しても余裕で1週間バッテリーが持つ
通学時や通勤+帰りに寄り道含め、平均の出勤時間が往復3時間だとしても、週5日勤務で15時間しか使わないため、1週間余裕で持ちます。休みの日に充電するようなルーティンを作ることができます。
Ankerならではのバッテリー性能の良さが生きていますね。AirPodsProより断然バッテリーの心配が少ないです。
実際に両方使っている使用者としては、AirPodsProはLiberty Air2の2/3くらいしか持たない感覚
SoundCore Liberty Air2をペアリングして使用開始
初期設定を行っていく前にまずはペアリングを行いましょう。
クイックスタートガイドやネットの説明書に表記されています。
ペアリング方法
ケースを開封して、充電ケース後ろのボタンを3秒ほど押すと、イヤホンRが点滅するのでペアリングをしたい端末のBluetooth設定画面をひらくとペアリングが出来ます。
ペアリングのミスをしてしまった場合や先に注意点を知っておきたい方は下記の記事にて解決できます。
SoundCore Liberty Air2をアプリで初期設定
『SoundCore Liberty Air2』は前モデル『SoundCore Liberty Air』にはなかったSoundcoreのアプリを使用することが可能です。
このアプリを使用することにより、より緻密で繊細な音質や空間を演出することができるため、自身のこだわり・好みにカスタマイズを行うと満足度バク上がりです。
L・Rのタップのアクションを決めることができます。シングルタップ・ダブルタップ・2秒間長押しの設定をきめることができるため、合計6アクションを登録することが可能。
下画像がタップ場所です
近年のワイヤレスイヤホンによくある部分をタップする仕組みです。かなり感度が良いため、操作にストレスがないですよ。
激安ワイヤレスイヤホンからの乗り換えなら相当感動するくらいの反応の良さ
HearIdでは、自身にあった周波数の登録が可能です。
健康診断の聴力テストのように、高い音〜低い音、大きな音〜小さな音が流れてくるため、画面の指示に従って「指でタップし続けるor離す」という動作を繰り返し自分だけのイヤホンに設定してくれます。
上記の流れをすべて登録すると初期設定が終わり、満足にLiberty Air2を使うことができるで〜
こだわりが強い方は次項のSoundCore Liberty Air2をアプリでカスタマイズで設定できるヨ
SoundCore Liberty Air2をアプリでカスタマイズ
ここからは必ずしも必要な初期設定ではありません。
前述の初期設定後、音質にこだわりがある方はSoundCoreアプリでカスタマイズを行ってください。3つの方法があります。
イコライザー3つのカスタマイズ方法
- カスタム
- プロフェッショナル
- プリセット
上記3種類がどんなものか確認していきますね。
1.イコライザー:カスタム
2.イコライザー:プロフェッショナル
全部で10種類
3.イコライザー:プリセット
全部で22種類
SoundCore Liberty Air2を実際に使用して感じたこと【性能など】
正直いって、7000円台のイヤホンのレベルだと思えないくらいの使い心地です。
AirPodsProのサブ機として購入したのですが、普通にお気に入りになってしまった…
そこで、実際に使用してみて感じた『メリット・良かった点』『デメリット・気になった点』を挙げていきますね。
SoundCore Liberty Air2の『メリット・良かった点』
- 自身でカスタマイズして高級イヤホンに近づけることができる
- cVc8.0ノイズキャンセリング機能で通話クリア
- イヤーピースが豊富でサイズがほとんどの人に合う
- ケース開封時に自動で電源オン収納時に電源オフ
- IPX5の耐水性能
自身でカスタマイズして高級イヤホンに近づけることができる
カスタマイズは音楽好きとしては、やはりありがたい機能です。「ボーカルをしっかり」「オケの演奏を前面に」「全体のバランス重視」といったカスタマイズが可能。
cVc8.0ノイズキャンセリング機能で通話クリア
cVc8.0ノイズキャンセリング機能で通話時にマイクを通してノイズを除去してくれるため、相手が自分の声を聞き取りやすいため、聞き間違いや伝わりづらいということが起きにくいのも良かったですね。
イヤーピースが豊富でサイズがほとんどの人に合う
イヤーピースは、前述のとおり7サイズあるためほとんどの型が合うサイズバリエーションです。ちなみにボクはMで最初からついているサイズで、妻はS+でしたよ。
ケース開封時に自動で電源オン収納時に電源オフ
ケースを開封すると自動でペアリングできるのはやはり大きなメリット。
一度この身体になってしまうと、他のワイヤレスイヤホンが本当に受け付けなくなる機能やね
高級イヤホンには標準的な装備ですが、この価格帯ではペアリングの正確さを含め高性能だと感じます。
IPX5の耐水性能
これはまじでありがたい。ちなみにIPX5とはどれくらいかというと。
等級 | 保護の程度 |
---|---|
IPX0 | 水の侵入に対して保護されていない |
IPX1 | 垂直におちてくる水滴によって有害な影響を受けない |
IPX2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IPX3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IPX6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない |
よく比較されがちなAirPodsProはIPX4なので、この価格帯でIPX5というのがいかに凄いかおわかりいただけると思います。
IPX5は簡単にいうと、『お風呂のシャワーを浴びたり、バシャバシャ水で洗っても問題なし』という暴雨まで大丈夫といわれている高耐水性能です。ただし、水中はNG
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SoundCore Liberty Air2の『デメリット・気になった点』
- 高級イヤホンには音質は劣る
- イヤホン収納時の吸い付きが弱い
- アクティブノイズキャンセリングが欲しい
高級イヤホンには音質は劣る
いくらカスタマイズができるとはいえ、音質は高級イヤホンと比較するとやはり劣ります。比較されがちなAirPodsProともその差は大きいですね。とは言え、間違いなくこの価格帯では良き音質です。
イヤホン収納時の吸い付きが弱い
イヤホン収納時の端子部分の磁力が強いと収納時が吸い付かれるように収納できるので、楽なのですがLiberty Air2は磁力が弱いため、収納時にケース内でひっかかりが生じたりします。
反面イヤホンを出すときは磁力が弱い方が反発されないため、出しやすいんですけどね。これはトレードオフだと思うので、人の好みの差が大きいと言えます。
ボクは磁力がもう少し強い方が好きやねんな〜
アクティブノイズキャンセリングが欲しい
アクティブノイズキャンセリングに慣れてしまうと、やはり物足りなさは正直あります。
音楽や映像の没入感には雲泥の差が表れますし、普段聞こえない音が拾えるのもめちゃくちゃ大きいですよね。
あとは通話時に相手の声が本当にクリアに聞こえるので、アクティブノイズキャンセリング機能はリモート会議やミーティング時などでは理解力に直結すると言っても過言ではないです。
とはいえ、7,000円台のイヤホンにさすがにアクティブノイキャンを求めるのは刻だヨ。
Anker SoundCore Liberty Air2のレビューまとめ
総評=企業努力をめちゃくちゃ感じることができるコスパ抜群のワイヤレスイヤホンです
ハイスペックで高価格のイヤホンは不要だけど、音質やデザインにはこだわりたい!って方にピッタリのワイヤレスイヤホンでした。
気になる方はぜひ一度確認してみてくださいね。
▼LibertAir2本体充電専用ケースは防傷・防水・防塵で必須です。
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このクオリティでこの価格ははっきりいってそりゃ強い
1万円以内でイヤホンを探しているなら、候補の1つに入れて間違いないイヤホンと言い切ることができる製品でした。Liberty Air3はまださきでしょうが、これから楽しみですね!
その名も『SoundCore Liberty Air2 Pro』です。音質・通話共に向上しており、さらにANCノイズキャンセリングつきのコスパ最強完全ワイヤレスイヤホンの一角です。