街角のピアノから思いを乗せて 被災地の復興祈るハーモニー 鹿児島市
2025年3月11日(火) 18:46
震災関連死を含めて死者・行方不明者、2万2千人以上の犠牲者を出した東日本大震災は、11日で発生から14年となりました。
全国各地で追悼のセレモニーが行われるなか、鹿児島市では街角のピアノから、祈りのこもった音色が奏でられていました。
河内杏月アナウンサー
「東日本大震災からちょうど14年となるきょう、街には優しい音楽の音色が響いています」
11日、鹿児島市中央町の一番街商店街で開かれたセレモニー。
「ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー」と題されたこのイベントは、東日本大震災の追悼セレモニーとして、震災翌年の2012年から始まりました。
ストリートピアノの演奏や歌などを通して被災地の復興を願い、防災意識を高めてもらおうと毎年3月11日に開催され、2025年で14回目です。
鹿児島で始まり、徐々に全国へと広がったこのイベント。
2025年は、県内外の合わせて21会場で同時に開催され、全国各地から被災地へ祈りのハーモニーが届けられました。
音楽を奏でるカラフルなストリートピアノ。実は、11日にお披露目された2代目のピアノです。
2011年2月に九州新幹線の全線開業に合わせて、日本で初めて設置された初代のストリートピアノは、老朽化に伴い、3月8日に引退しました。
鹿児島市の会場に集まった人たちは、新しくなったストリートピアノの音色に乗せて歌を口ずさみながら、被災地に思いをはせているようでした。
来場者
「歌声を聞いて、きっと東北の方にも希望や夢が届いただろうとうれしく思う」
「(震災当時)2011年は子供だったので実感が湧かなかった。ニュースでしか見たことがなかったが(震災を)振り返るいい時間になった」
全国各地で追悼のセレモニーが行われるなか、鹿児島市では街角のピアノから、祈りのこもった音色が奏でられていました。
河内杏月アナウンサー
「東日本大震災からちょうど14年となるきょう、街には優しい音楽の音色が響いています」
11日、鹿児島市中央町の一番街商店街で開かれたセレモニー。
「ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー」と題されたこのイベントは、東日本大震災の追悼セレモニーとして、震災翌年の2012年から始まりました。
ストリートピアノの演奏や歌などを通して被災地の復興を願い、防災意識を高めてもらおうと毎年3月11日に開催され、2025年で14回目です。
鹿児島で始まり、徐々に全国へと広がったこのイベント。
2025年は、県内外の合わせて21会場で同時に開催され、全国各地から被災地へ祈りのハーモニーが届けられました。
音楽を奏でるカラフルなストリートピアノ。実は、11日にお披露目された2代目のピアノです。
2011年2月に九州新幹線の全線開業に合わせて、日本で初めて設置された初代のストリートピアノは、老朽化に伴い、3月8日に引退しました。
鹿児島市の会場に集まった人たちは、新しくなったストリートピアノの音色に乗せて歌を口ずさみながら、被災地に思いをはせているようでした。
来場者
「歌声を聞いて、きっと東北の方にも希望や夢が届いただろうとうれしく思う」
「(震災当時)2011年は子供だったので実感が湧かなかった。ニュースでしか見たことがなかったが(震災を)振り返るいい時間になった」